イーデルゴルフジャパン トルクバランスPUTTER

イーデルゴルフジャパン トルクバランスPUTTER
驚異の新発想"トルクバランス" かつてないスクエアインパクト

Check point!

永井プロの試打インプレッション

トルクバランスパター『E1』『E2』『E3』の3タイプはいずれもシンプルな構造で、視覚的にも真っ直ぐ無駄のない動きがイメージできますね。 最大の特長はヘッドバランスに集約されるでしょう。シャフトに指をあててヘッドをフリーな状態にすると、ヘッドのトゥ側が上を向きます。つまり、トゥ側が軽く、ヒール側が重たくなっている。メリットは、パッティングストローク中のシャフトのねじれが最小化されること。シャフトのトルクによるフェースの開閉が起こりにくくなるため、従来のパターでは難しかったレベルでのスクエアなインパクトが可能になります。 一般的なマレット型やピン型は、重心距離が長く重心が深いため、パターを地面から持ち上げるだけでヘッドは回転します。これはヘッドが持っている回転エネルギーが発生しているためで、通常は無意識に人間がグリップで抑えつけているのです。 そういう意味でトルクバランスパターは、グリップに無駄なエネルギーが発生しない新発想のパターといえます。重力方向に重心があるので、ストロークは一方向からのみ力を受ける。それによってヘッドの挙動が安定する仕組み。この部分は、実際にストロークすると実感できると思います。 カウンターバランス採用で慣性モーメントを軽減 全体設計はヘッド重量を軽くしてグリップ側を重くするカウンターバランスを採用し慣性モーメントを軽減。さらにグリップ先端付近へ約30gのインナーウエイトを装着する拘りようで、手元の安定感を増幅させています。ソールのヒール側へ配置したウエイト(標準12g、オプションで6g、21gを用意)を調整することで、一層ストロークが安定するでしょう。 インサートには、特殊合金で製作された93個のピクセルと呼ばれる小さな円柱状の物体を配置。打感は柔らかく、インサートのどこに当たっても距離感、方向性にムラがありません。 ズバリ、対象者は? 『E1』はマレット形状ですので、重心の深さが出てきます。ストロークしたときのナチュラルなヘッドの動きを感じることができますね。 一方、『E2』及び『E3』と品番順に重心が浅くなっていく。重心が浅くなった時に感じるのは、ヘッドの開閉感の強さ。ややトゥ部分が逃げる印象で、重心が浅くなればなるほどトルクバランスの特性がでてきます。真っ直ぐ引こうとして、慣性モーメントの大きいパターでフェースを閉じる動きをしてしまう方は、テイクバックを低く引けずにヘッド後方が上がって落ちる傾向がある。トゥへ逃げていくトルクバランスを感じることで、低いテイクバックが可能になるでしょう。 3タイプともヒール側にある重心の先でヒットする構造ですから、ヘッドの挙動としては被りやすい動きにはなりにくい特性がある。でスムーズに低く開きやすいので引っかけのミスは出にくいでしょう。 「イーデルゴルフ」のテクノロジーで代表的なものは、パターの「トルクバランスシステム」だ。インパクトでボールとフェースが接する0.00125秒の間がスクエアであればボールは狙い通りに転がる。そこで、コントロールが不可能と言われる「フェースローテーション」と、パターにおける「MOI( 慣性モーメント )」の2つをネガティブな要素と捉えた。MOI の大きいパターはストローク中、重心距離が長いためにフェースが開いて当たりやすい特性があるため、「トルクバランスパター」では、ソールのトゥ側をくり抜くことでトゥ側を軽く、ヒール側が重くなるように設計されている。これがスクエアなフェースの状態でインパクトを迎えやすくする、"トルクバランス"という新発想である。ヘッドタイプは全6タイプを用意。 1608-edel_2.jpg 左から『E1』、『E2』、『E3』 価格
Edel Torque Balanced Putters E1、E2、E3:各1本4万5000円
Edel Torque Balanced Putters Black Lux E1、E2、E3:各1本4万9000円

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撮影協力:石岡ゴルフ倶楽部(アコーディア・ゴルフ)