フラッグ HAPPY PUTTER

フラッグ HAPPY PUTTER
無限大の調整機能で理想のストロークを実現

Check point!

永井プロの試打インプレッション

すごい、ヴィヴィッドでアメリカを感じさせるデザインですね!特徴はロフト、ライ、オフセット、ウェイトを調整できることですが、様々なパーツが組み合わせると、一見ボテッとした印象があるのですが、このパターはヴィヴィッドなカラーを上手く配色してスッキリした印象を持たせている。 デザインの妙を感じますね。 まず、現行の『ブレードタイプ』と『マレットタイプ』を打ってみましたが、打球感がとても柔らかい!見た目の印象だとコンっと弾く感じが強いのかと思いましたが、アルミとステンレスを見事に組み合わせたソフトなフィーリング。 調整機能だけではなく、ゴルファーのフィーリングにも訴えかけていますね。 両タイプともにシャフトのネックがヘッド重心の真後ろに取り付けられているので、ヘッドの重心と実際の打点を合わせやすくタッチも出ますね。 実際の調整機能を使ったカスタマイズのポイントですが、まずオフセットの度合い。これを自分のストロークのイメージと合わせてください。例えば、インパクトでやや下から上にアッパー軌道でボールを捉えたい人は、オフセットが少ない方がストロークのイメージが出てフェースを真っすぐ出しやすくなる。一方、レベルから少し上からボールを抑えたい人は、オフセットが多い方がシャフトとフェース面のラインが揃うイメージが出るので、目標に真っすぐにストロークしているという安心感が生まれます。このパターはオフセットの度合いをシャフト1本分も変えられるので、自分のストロークのイメージに合ったポイントが見つかるはずです。 また、ロフトはボールのつかまりに影響します。狙ったラインより右に外れやすい人は、ボールがしっかりとつかまっていないことが多いので、ロフトを多めにすると狙ったラインにボールが出やすくなります。逆に、ボールがつかまり過ぎる場合はロフトを少なくするとつかまり過ぎが抑えられます。その日のストロークの傾向を見ながら調整できるのは便利ですね。 1608-flag_1.jpg ストロークの傾向に応じてロフト設定するのはとても簡単です。 アライメント機能を追加したツアーシリーズを追加 現行品に加えて、今回新しくツアーシリーズが加わりました。それが『PM』(ポインテッドマレット)と『MM』(ミッドマレット)です。新シリーズの特徴は、ヒールにネックが装着された重心距離のあるタイプということ。そして最も大きな特徴はアライメントラインを3パターン用意している点。基本性能であるロフト角、ライ角、ウェイト、オフセットにこのアライメントラインが付き、5つの要素がカスタマイズできる。調整機能の幅が広がったといえるでしょう。 ツアーシリーズは、重心距離があるタイプなのでストローク中に少しフェースローテーションが入りやすく、自分のフィーリングをより活かせるタイプですが、『PM』は形状的に慣性モーメントが強く働くので、『MM』よりもヘッドの直進性があります。フェースローテーションを積極的に使いたい人は『MM』、直進的なストロークを好む人は『PM』をお薦めします。 アライメントは目標にヘッドを合わせるという機能だけではなく、重心と打点を合わせたストロークを意識するなら太い黒白のラインのタイプを、そうではなくヘッド全体を意識してストロークしたい場合は細いラインのタイプを使いと効果的です。自分の目的に合ったストロークを実現するのにアライメント機能は十分に使えるアイテムですね。

HAPPY PUTTERの概要

HAPPY PUTTER TOUR SERIES

※上記の調整機能に加えて、3種類のアライメント調整機能を追加
※2個のウェイト15g(Standard)30g(Heavy) 1608-flag_2.jpg 8月上旬に発売されるツアーシリーズアライメントのカスタマイズも可能
(画像左が『MM』、右が『PM』)

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撮影協力:石岡ゴルフ倶楽部(アコーディア・ゴルフ)