マスターズ ASTRO TOUR VⅢ, ASTRO PREMIUM

マスターズ ASTRO TOUR VⅢ, ASTRO PREMIUM
VⅢとPREMIUM両方在庫して推奨したい

ASTRO TOUR VⅢ, ASTRO PREMIUMの特長

試打インプレッション

まずは『ASTRO TOUR VⅢ』ですね。460cm3の容積ながら、締まったフォルムの洋梨・ディープフェース。打感も柔らかく、ボールを押し込み、操作性も高い。今の時代、ディープフェースの洋梨ヘッドは使い辛いといわれますが、打ち出しの低さや右に滑る弾道などのデメリットを微塵も感じません。洋梨・ディープフェースのコンパクトな形状が、ボールへのパワーの伝達を集約していますね。 ベテランゴルファーほど、このヘッドに好感を持つし、インパクト時のフェースとボールの接触時間が長い。このヘッドはゴルファーに対して、インパクト時にボールを押し込む動作に自然と導きます。結果として飛距離性能が高いということに加え、上下左右の打ち分けも可能になってくる。上級者には完成度の高いヘッドだといえますね。 一方の『ASTRO PREMIUM』は、ディープフェースで投影面積も大きいと言えませんが、トゥ側の輪郭の作り方が、ドライバーとしての易しさを表現していると思います。 アドレス時にはフェース面がハッキリと視認でき、球が上がる安心感もありますし、打ってみると打感は少し高音で弾きが感じられます。ヘッドスピードが少し遅いゴルファーには心地良い打音でしょう。 輪郭による易しさ、弾きと打音など、ベテランゴルファーで低ヘッドスピードのゴルファーだけではなく、女性ゴルファーでも十分性能を発揮できるドライバーです。そのような意味では、ロフト角は多いヘッドが推奨されますし、大きなヘッドを速く振ることのできるドライバーで、非常に素晴らしい仕上がりになっていますね。 1609-astrotour_1.jpg

商材インプレッション

『ASTRO TOUR VⅢ』と『ASTRO PREMIUM』ですが、キャリア長いゴルファーへ、上手な商品構成としてのアプローチをしていると思います。今どきのヘッドは、ディープヘッドでもシャローバックになっていたり、投影面積が大きいドライバーが主流となっていますが、それを敬遠するゴルファーへ向けたクラブ作りが感じられます。 その中で、ヘッドスピードの速いゴルファー、あるいは遅いゴルファー、または、ドライバーに対してオートマチックに打ちたい人、操作性を重視する人など、両極に対して上手にアプローチしている商材だといえるでしょう。 その点では工房に両モデルを用意しておけば、キャリアの長いゴルファーの潜在能力を引き出すことができ、また、両モデルの違いが明確に感じられることで、フィッティングの結果がゴルファーにとっては分かりやすいと思います。 マスターズのクラブは、関西圏では多くのユーザーに支持されていますが、関東圏では少し陰が薄いようなイメージです。ただし、今回の『ASTRO TOUR VⅢ』と『ASTRO PREMIUM』というキャリアゴルファーにとって分かり易い2モデルが揃ったことで、関東圏のゴルフ工房でも商材としての魅力が爆発しそうです。

商品データ

『アストロツアーVⅢ』は2年目を迎えた中上級者モデル。マスターズ独自の「アンダーサイドソール」「カップフェイス&CNC精密加工」が特徴。クラウン部は、0.4mmと薄くすることでより一層、低重心化を計り、スピン量を少なくし吹き上がりを抑え、高弾道で飛距離増大を可能。さらに、インパクト時のパワーロスの減少、大型ヘッドにある右に滑る弾道を抑制する設計で、不安なく叩けるアスリートモデル。 1609-astrotour_2.jpg 一方の無駄な部分をカットしてヘッドスピードが上昇する『アストロプレミアム』。クラウン上端部をカットして空気抵抗を低減。ヘッドスピートが上昇するドライバーだ。そのため、重心位置が低くなり重心深度も深い設計が可能に。結果、直進性に優れ高弾道でやさしく飛ばすことができる。『アストロプレミアム』はシニア、レディス向けだが、同社独自のカップフェイス構造で溶接面がなく、スイートエリアが広くなりオフセンターヒットでも飛距離ロスが大幅に減少。ヘッドスピードが速くないシニア、レディス、アベレージゴルファーがやさしく打てる直進性の高い弾道を実現している。 1609-astrotour_3.jpg

商品のお問い合わせ マスターズ

TEL:06-6974-2717 URL:http://www.mastersgolf.co.jp/

撮影協力:アバイディングクラブ ゴルフ ソサエティ、ゼロシャイニング