イオミック iXxグリップを検証

イオミック iXxグリップを検証

デザイン、機能、カラーが三位一体 顧客が本当に楽しめるグリップ

試打インプレッション

今回の『iXx』ですが、パッと見て分かる通り、表面のデザインパターンが右手と左手でしっかりと分かれています。左手の部分は独自の石目調のパターンでしっかりとしたホールド感を出している。一方、右手の部分はソフトなフィーリングが出るようなデザイン。ちゃんと左手と右手の機能を考えたデザインで、それは見た目でもしっかりと表現されていますね。 イオミックといえば、グリップのトルクの重要性にいち早く着目、LTC(ロートルクコントロール)と呼ばれるテクノロジーを強く推進しているメーカーですが、これはものすごく大切なことです。というのも、ゴルフクラブは芯に当たった時は、ヘッドの挙動がブレないのでシャフトにも負荷が掛からずに動きます。しかし、芯を外したオフセンターヒットの場合、例えばトウ側に当たった際はフェースがオープン(右方向)に動きやすいのでシャフトもその挙動と同調して右に回転する。そうなると、グリップ自体も右に捻じれる動きが発生します。逆に、ヒールにボールが当たればトウとは反対にヘッド・シャフト・グリップが左に捻じれる動きが強くなるわけです。 この捻じれが方向性を悪くする原因の一つ。だから、グリップをしっかりホールドできれば、捻じれが抑制されて方向性は安定します。この大切な要素の研究を重ねて生まれたのがLTCですよね。そのテクノロジーをベースに、左手のホールド感をさらに強く、右手にはしっかり感の中にフィーリングも持たせたというのが『iXx』です。機能性を可視化して曲がり難くしているモデルともいえるでしょう。 この部分は実際にプレーヤーが同じ条件でトルクの大きいグリップ、少ないグリップで打点を同じようにずらして打つのは正直不可能。体感するのはとても難しい。しかし、ロボットテストなどでしっかり実証されている部分でもあるので、そこをお客様には理解してもらえるように話しています。 また、最近の大型サイズのドライバーヘッドでオフセンターした時の曲がり幅の抑制という点でも、とても効果的なグリップといえるでしょうね。 1609-iomic_2.jpg グリップが捻じれないから方向性がいい(鹿又氏) 1609-iomic_1.jpg 顧客満足度が高いと『iXx』を高く評価する鹿又氏

イオミック iXxグリップデータ

iXx 1.8

iXx 2.3(近日発売予定)

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