テーラーメイドゴルフ GLOIRE(グローレ) F2 RESCUEを永井プロが検証

テーラーメイドゴルフ GLOIRE(グローレ) F2 RESCUEを永井プロが検証

高弾道でやさしいレスキュー  番手別設計も◎

永井プロの試打インプレッション

UTといえばレスキューが代名詞。今回紹介するテーラーメイドの新製品『グローレF2レスキュー』は、ソール部に配置されたスピードポケットが深く長く刻み込まれているのが大きな特長です。フェースはセミディープタイプで、形状的にはアイアンの延長で構えられるUT。プル角がやや入ってくるので、ハンドファーストに構えやすいですね。 試打したのは、N.S.プロ930GH装着モデルの#3(19°)、#4(22°)、#5(25°)、#6(28°)の4モデル。ロフト角は3度刻みとなっています。 実際に打ってみると、番手別設計がしっかり出来ていると感じました。なかでもロフトが立ってくる#3、#4では、ソール部へ配置されたスピードポケット効果をより感じます。新モデルでは、深く長く設置されているため、フェースのたわみ効果による初速の速さ、スイートエリアの広さが感触として手に伝わってきました。 一方、ロフトが寝てくる#5、#6は、球がつかまって左にいきそうなイメージがありますが、実際に打つとそのような球は一切出ませんでした。オートマチックに球が上がるやさしいクラブといえ、セッティングに加えれば、明らかに武器になるでしょう。 全体的に弾道は高弾道で、しっかり球を拾ってくれる。ほどよいつかまりで、払い打ちのボディターンタイプがハイドローを打ちやすい。

球の上がりやすさは#5アイアンよりもF2レスキューに軍配

昨今の#5、#6アイアンはストロングロフト化が顕著ですが、ロフト設定に対するボールの上がりやすさという部分でいうと、今回試打した『グローレF2レスキュー』に軍配が上がります。 同シリーズの『グローレF2アイアン』はセットでは、#6からの展開となっており、フェアウェイウッドから#6アイアンまでのクラブを『グローレF2レスキュー』で埋めて隊列を組む、という考え方です。クラブセッティングは、①ロングゾーン、②ディスタンスゾーン、③ショートゲームの3つに分かれます。従来のUTにはない性能を持った、ミスの寛容性に強い『グローレF2レスキュー』をバッグに入れれば、ゴルフがもっと楽しくなるはずです。今回スチールシャフト装着モデルを打ちましたが、カーボン仕様(先調子)もあるので、HSが遅めの方やボールの上がらないゴルファーにはこちらを推奨します。

商品DATA

F2レスキューの特長

進化したスピードポケットと重心最適化により、飛距離性能とミスへの寛容性アップを実現。各番手をサイズアップし、アドレス時の安心感とヘッドの反発力アップを実現したグローレF2専用ヘッドデザインを採用。 高強度スチールフェースでボール初速UP
フェース厚2ミリでフェース材として最も高強度のスチール(C300)を使用。伸び特性に優れ反発力と軽量化の両立に成功。 グローレF2専用設計の貫通型スピードポケットでミスへの寛容性をUP
広く深くなったスピードポケット(前モデル比で長さが87%、深さが約2.7倍UP)により、打点がばらついても安定した飛距離性能を実現。 重心位置の最適化により球の上がりやすさ・操作性がUP
新形状のソールデザインによる振り抜きの良さに加え、重心位置最適化(前作より長く設定)によりやさしく球を上げられる設計。

仕様 

GLOIRE F+1 レスキュープレゼントキャンペーン

『GLOIRE F2ドライバー』と『 GLOIRE F2アイアンセット』を同時に購入すると、もれなく『GLOIRE F2レスキュー』を店頭にて1本プレゼント! 11月27日まで実施中

商品のお問い合わせ テーラーメイドゴルフ カスタマーサービスコール

TEL:0120-558-562 URL:http://taylormadegolf.jp/

撮影協力:熊谷ゴルフクラブ、カゴハラゴルフクラブ