COOLSHOT(クールショット) 80i, VR COOLSHOT 80 VRを永井プロが検証

COOLSHOT(クールショット) 80i, VR COOLSHOT 80 VRを永井プロが検証

ブレずに狙える! 世界初、「手ブレ補正」 搭載モデル

永井プロの試用インプレッション

「レーザー距離計は、ついにここまで進化を遂げたのか」、そんな印象を受けたのが、ニコンイメージングジャパンから新しく発売された『COOLSHOT 80i VR』、『COOLSHOT 80 VR』の2機種です。 世界初の光学式VR(手ブレ補正)機能をレーザー距離計に搭載したということですが、これが本当に凄い。従来品と比べ、手ブレによる揺れが抑えられ、視界が安定するので、ストレスなく、よりスピーディーに計測することができます。もう少し、世界初のVR機能について深掘りすると、同機能は手ブレによるファインダー内の視界の揺れを低減すると同時に、照射するレーザー光のブレも補正してくれます。 ですから、狙ったポイントへレーザー光をすばやく簡単に当てることができ、小さな目標物の測りやすさが格段にアップ! これは、VR(手ブレ補正)技術と、高度な測距技術の融合を可能にしたニコン独自の技術があってこその機能だと思います。 また、ファインダーも明るくクリアなので、とても見やすいですし、倍率も6倍あるので、遠くの目標物も近く見えます。ちなみに、私は普段から眼鏡をかけてプレーしていますが、かけたままでも見やすいロングアイレリーフも嬉しいポイントですね。 もう、「レーザー距離計は当てづらい」なんて言わせない 特に今回気に入ったのが、従来品よりも少し横幅に厚みを持たせ、非常に握りやすくなったボディー形状です。握りやすさも手元を安定させるためのイチ機能ですから、とても重要なポイントです。 これだけ数多くの高機能を搭載しているにも関わらず、コンパクト且つ軽量におさめたのは、同社にしかできない技術力の高さだと思います。 握りやすさに、持ち前の高レスポンス、そして、世界初の手ブレ補正機能が搭載された同機種を使えば、「レーザー距離計は、小さい目標物に当てづらい」というこれまでの概念は覆りそうです。当てやすいから、プレー進行にも影響することはないでしょう。 残り距離を正確に把握し、それに対して番手を選び、ボールを打つことはゴルフのレベルアップに必要不可欠です。モデル・機能的にはハイエンドですが、100切りを目指しているアベレージゴルファー層やシニアゴルファーに、ぜひ使ってみてほしい最先端のレーザー距離計といえるでしょう。 COOLSHOT(クールショット) 80i, VR COOLSHOT 80 VR 眼鏡をかけたままでも使いやすいですね。

クールショット 80i, VR COOLSHOT 80 VR データ

ニコンイメージングジャパンは10月21日、ゴルフ用レーザー距離計『COOLSHOT 80i VR』(高低差対応モデル)、『COOLSHOT 80 VR』(直線距離専用モデル)の2機種を発売した(価格:オープンプライス)。 新製品2機種の特徴は、何といっても世界で初めて(※)光学式VR(Vibration Reduction:手ブレ補正)機能をレーザー距離計に搭載したこと(※同社調べ)。手ブレによる視界の揺れを低減できるので、視界が安定し、測距のしやすさが大幅に向上。ピンフラッグなどの小さな目標物でも、ストレスなくスピーディーに測定可能だ。 2機種とも目標物までの距離に関わらず一定して速い測距レスポンス(約0.5秒)を可能にする「HYPER READ」、ボタンを押し続けることで、約8秒間連続測定が可能な「連続測定機能」を搭載。測定範囲は、8~1000ヤード(7.5m~915m)までの直線距離を測定することが可能だ。 さらに、明るくクリアな視界を実現する「多層膜コーティング」を施したファインダー、雨天時も安心な防水・防曇構造(電池室は生活防水構造)など、考え抜かれたテクノロジーを惜しみなく搭載している。 なお、上位機種の『COOLSHOT 80i VR』には、高低差をふまえた距離(加減算距離)を表示する「Gモード」を搭載し、距離感のつかみにくい打ち上げや打ちおろしのショットでのクラブ選びをサポートしてくれる。

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撮影協力:熊谷ゴルフクラブ、カゴハラゴルフクラブ