CPT(カウンターポイントテクノロジー)を搭載して、軽量化と手元重心化を実現した。『Dynamic Gold』と比べ約8gの軽量化により、手元の粘り感と振り抜けの良さを追求している。トッププロからアマチュアまで、幅広い層に推奨したいニューモデルだ。男子プロツアーで使用されているセット間交差を±0.5gに収めた"TourIssue"にCPT(カウンターポイントテクノロジー)を搭載した『Dynamic Gold CPT Tour Issue』も発売中。
■Dynamic Gold CPT スペック■Dynamic Gold CPT Tour Issue スペック
永井延宏プロの試打インプレッション
きれいなインパクトを作りたい人に薦めたい『DG CPT』
「まず、『Dynamic Gold(ダイナミックゴールド)』のS200 ですが、これはきれいなしなりがあり、正確な飛距離をコントロールしやすい。それが日本人ゴルファーに受け入れられて、スタンダードになっていますね。そのポイントを今回の『CPT(カウンター・ポイント・テクノロジー)』も継承しています。テストして感じるのは、特にショート番手(8番以下)の機能性です。シャフトが短くなると、どうしても振り心地が軽くなってトップからインパクトにかけて重要な手首の角度がキープしにくくなるのですが、『CPT』は手元に重心バランスを持ち上げているので、自然と手首の角度をキープできる。そうすると、ロフトが立った状態でインパクトできるので、ソリッドなコンタクトになり、最適なスピン量が得られるわけです。現代のボールは低スピン化が顕著なので、クラブでスピンを作って飛距離をコントロールしたい。『CPT』は、そんなニーズにピッタリのシャフトですね。ダイナミックゴールドは重くて使えないと感じている人は、一度『CPT』を使ってみてください。一般的な軽量スチールにはない、手元重心ならではの気持ちよいしなり感をきっと実感できるはずです」