BRIDGESTONE TOURSTAGE X-DRIVE GR
商品データ
【X-BLADE GR】
■ヘッド素材:ソフトステンレス
■ヘッド製法:ロストワックス精密鋳造
■ロフト角:25度(#5)
■価格:TourAD B14-03i(カーボン)10万7100円(6本)、単品(#4)1万7850 円、NSプロ950GH ウエイトフロー 9万4500円、単品(#4)1万5750円
【X-BLADE GR FORGED】
■ヘッド素材:軟鉄、タングステンウエイト
■ヘッド製法:鍛造
■ロフト角:25度(#5)
■価格:NSプロ 950GH ウエイトフロー、MODUS3 10万7100円、単品(#4)1万7850円
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永井延宏プロの試打インプレッション
現代のボールにマッチング 選べる2タイプのGR
「『GR』アイアン2機種を打ってみました。まずは『X-BLADE GR』から。ツアーステージのなかでも面長の印象で、やさしさと安心感のある形状ですね。スコアリング部分をネック側に寄せる設計が施されており、アドレス時に上から見ても面長感や重心の長さを感じさせない工夫も◎。球のつかまりも良く、振り遅れることはありませんでした。むしろ、インパクト時にヘッドの大きさを面として使っていけるメリットの方が大きいでしょう。ラインを出しやすいので、パーオン率が向上しそうなアイアンといえます。 ひと回り小振りの『X-BLADE GR フォージド』は、ソールに厚みを持たせた軟鉄鍛造モデル。軟鉄鍛造は、この〝 厚さ ″ がキモでして、これだけ厚みがあると手応えもいいですね。フェースに食らいつくようなしっかりとした打感が得られ、打点を調整すれば、スピンがしっかり入るので、テクニックを活かしたい上級者にもお薦め。米国ブリヂストンゴルフ契約のF・カプルス使用モデルをベースに開発された経緯があるだけに、ブレードの長さ、全体的なシェイプはアメリカンテイストを感じさせます。ヘッドは中空構造で、フェース裏下部に新たに設置されたスリット効果により、重心位置に球が当たりやすく、力強い高弾道が得られました。2モデルとも現代主流の低スピンボールとの相性は抜群。米ツアーで得たフィーリングを日本の技術・考え方・理論で完成させたアイアンといえるでしょう」