『オリマー・トライメタル』は、6-4チタンを採用した4ピースの精密鍛造ヘッド。フェースはカップフェース構造を採用することで、反発性能を向上させている。ヘッド内部に搭載されたインナーウエイトは、前部約50g、後部約30gと低・浅重心を実現して低スピン・高初速を実現。ソールに独自の凹みをデザインし、ヌケの良さと高い操作性も可能した。工房での販売を主力としたヘッドという位置づけで、FW市場に旋風を巻き起こす。
■価格、スペック:ヘッド単品3万2000円(税別)、スペック(ロフト角、ライ角、体積、重量):3W(13.5/15度、58度、200緕、、213g)、5W(18度、58.5度、185緕、、218g)、7W(21度、59度、170緕、、223g)
永井延宏プロの試打インプレッション
90年代末に一世風靡した、オリマー・トライメタルが復活
「90年代後半に一世風靡した当時の『トライメタル』と比べて、ディープになったフェース、ソールに配されていたタングステン金属ウエイトがヘッド内部に搭載されて、シンプルなソールデザインが施されているのが第一印象ですね。そして、ボリューム感がありますね。搭載されたインナーウエイトが低・浅重心を実現していて、ヘッド重量も重く、インパクトでのエネルギー効率が高い。ディープヘッドですが、ボールが上がりやすく、このフェース高はコースでの使い勝手が良いですね。攻撃範囲が広FW。機能性がドライバーみたいです」