商品データ
同シリーズの特長は、なんといっても"3つのスイートスポットを持つ世界で唯一のパター" と謳う「HSM」というフェースインサート。フェース中央のスイートスポットのリバウンド率に対して、左右にはリバウンド率が40%以上高いスポットを設定。それにより芯を外したパッティングの方向性や距離を補正することで、パッティングの成功率を飛躍的に高める効果があるという。また、弓なりのフェースインサートには溝を加えることでバックスピンの発生を防ぎ、操縦性と正確性を向上。さらに、地面との接地面積を極力減らした3面ソールを採用。グリーンエッジなどからのデリケートなタッチが必要とされるシチュエーションにおいても、芝に引っかからずスムーズなテークバックが可能だ。今回紹介する『AMG NYC TOUR』は、昨年の全米女子オープンを制したあの選手が使用中のモデル。1打の重みを誰よりも知っている一流プロが選ぶにはそれだけの理由があるはず。実際に打てばその秘密が分かるかもしれない。
ボールがフェース面の端に乗ってしまうほどの高慣性モーメント設計を採用。まさに"アメージング"!!
■サイズ:34インチ
■ライ角:71°± 1
■ヘッド重量:345g
■素材:アルミニウム合金
■価格:1本5万4600 円
永井延宏プロの試打インプレッション
驚異的な高慣性モーメント設計が抜群の直進性をもたらす
「構えた印象ですが、非常に安心感が得られるヘッド形状です。実際にはルール範囲内ですが、フェース長よりもヘッド深さの方が長く見えるような工夫が凝らされています。実際に試打をすると、打感のやわらかさに驚かされます。現代のソリッドカバーボールを打っても、まるで糸巻きバラタカバーのボールを打っているような感覚です。また、シャフト左側の面とフェース面が揃っていて非常に一体感がありますので、ラインを出しやすいモデルといえます。 特筆は、フェースの端っこにボールが乗ってしまうほどの高慣性モーメント設計(画像参照)、箱型形状の深重心ヘッドが圧倒的な直進性を実現。ボールを強く真っ直ぐ押し出してくれるイメージが湧くので、攻撃的なパッティングができそう。ですから、ショートパットが苦手なゴルファーや、いつもショートしがちなゴルファーにぜひオススメしたいモデルです」