check point
- ■低スピン弾道でランを稼げる
- ■手元のしっかり感を活かして長尺仕様に!
- ■シニアがアスリートモデルのヘッドを使えるシャフト
商品詳細
グラビティーは6月下旬、アクティブシニアに向けたドライバーシャフト『ワクチンコンポGR350』を発売する。初代の長尺向けシャフト『GR51k』の後継モデルで、キャリーだけではなくランも稼いで飛距離を伸ばすというのがコンセプトだ。ワクチンコンポシリーズは「振り子バランス理論」を基軸に、「軽くても重さを感じるシャフト」を提案。今回の『GR350』も同様の設計思想で、全体重量を12%減少させることでヘッドスピードを加速させながら、1本のシャフトの中での重量配分を徹底的に練り直し、シャフトの両端に重量を配置することで、ミート率を向上させた。初代の『GR51k』は、スライサーでも球が捉まるという開発コンセプトだったが、『GR350』は『GR51k』を踏襲しながらキャリーとランで飛距離を稼ぐのが開発コンセプト。そのために、シャフト先端が走るよう、シャフト両端に配置する重量を増加させている。もともとシャフトの両端に重量物を配置する構造は、先端を補強する手法だったという。それを改良し、金属粉をプリプレグに練り込み、そのシートをシャフト両端に採用したのが同社の「振り子バランス理論」の始まりだ。軽くても重く感じることで、ミート率とヘッドスピードが増加して、大きな飛距離に繋がる。
■価格:8万円
6月25日発売予定
- ∇ <a href="">
- <a href="">
【今月の特集のトップへ戻る】
永井延宏プロの試打インプレッション
『ワクチンコンポ』と言えば、振り子バランス理論で飛ぶと噂のシャフトです。今回の『GR350』は特に先端の重量配分が効果的に機能して、より強い弾道でキャリーを稼ぎながら、ランも稼いでトータルの飛距離を伸ばそうとしている意図がよく分かりますね。先端からミッド辺りまでインパクトに良い影響を与えており、前へ前へボールを押していくような厚いインパクトを迎えてくれます。いわゆる低スピンの弾道で、フェアウェイの状態にもよりますが、乾いていれば15~20ヤードはボールが転がるというシャフトに仕上がっています。もちろん、振り子バランス設計ですから、カウンターバランス構造で手元のしっかりしたフィーリングも感じられます。そういう意味では長尺仕様で活用することが望ましく、46インチ以上が理想ですね。重量帯もフレックスによって幅が広いので、ヘッド重量にあわせてカスタマイズできるのも嬉しいシャフトです。