商品詳細
エメリージャパンのシャフト部門がA・JAPA(ア・ジャパ)シャフトの第一弾として発売するのがMulti.Axisシリーズ。特性は、一般的なグラファイトシャフトにありがちなトルク剛性の一方的な偏りを軽減するために、バット側の4軸シートに加えてシャフト中間からチップ側にかけて約8ミリ幅にカットしたグラファイトシートをスパイラルに巻き付け、トルク剛性を安定化させる製法で製作していることである。そのため、スウィング中のシャフトの無駄な動作が少なくなると同時に右利きのプレーヤー、左利きのプレーヤーに等しく同レベルのシャフトを提供できるようになっている。シャフトの種類は5シリーズ、6シリーズ、7シリーズと重さとフレックスの異なる三種類を準備。詳しくは
同社ウエブサイトのContact欄、または
Facebookへ。また、同社は第二弾として7月に110gと120gのウエッジ専用のグラファイトシャフト、その後も引き続きチップ側またはバット側に金属線を組み込んだややタフな4軸シャフトを発売する。さらに順次、アイアン用、FW用、UT用が加わり、年内にはフルラインのリシャフトシリーズの販売を予定している。
【試打シャフト】
6SR:フレックス SR、重量 62g、振動数 255cpm、トルク 3.3
6SR:フレックス SR、重量 62g、振動数 255cpm、トルク 3.3
■予定販売価格:税込3万6000円(近日中正式価格発表)
永井延宏プロの試打インプレッション
このシャフトは、実際に試打すると、シャフトの変形量が少なくて余計な挙動を生み出さないですね。シャフトが余分な動きをしないので、ゴルファー自身のスイングに対して反応が良い。スイング中にはシャフトがタイミングをつくるのではなく、ゴルファー主導で切り返しなどのタイミングを造ることができます。ゴルファーのスイングに合わせてくれるシャフトだと言えますね。つまり、使い手を選ばない万能シャフトでしょう。シャフト径が細いこともあるので、軽くて硬いシャフトに分類されます。ですから、重量帯を1ランク下げてフィッティングすると重量とフレックスがマッチしそうです。また、シャフトの変形量が少ないというイメージがありますので、弾道のブレも少なく、方向性も安定しているように感じます。