check point
- ■天然芝感覚で実践的な練習が可能
- ■パター選びに最適なボールの転がり
- ■パターフィッティングのマストアイテム
永井プロの試打インプレッション
長さ3.6m× 幅1.2m、丁度2畳ほどのスペースにカップが2つ切ってあるタイプを試しましたが、評判通り、天然芝に近い感じでボールが転がりますね。順目・逆目もしっかりあって、逆目は一般的なコースのグリーンと同じくらいの速さですが、順目はかなり高速。10.5フィートくらい出ていますね。また、カップ周辺の傾斜(傾斜パッドでアンジュレーションが付けられる)を想定することで、グリーンを読むスキルも磨ける。この2m強の距離はスコアメイクにとって重要な長さです。それをリピータブルに練習できるから上達しますね。
ゴルフショップや工房などに置けばパター選びでも活用できそうです。逆目で打つとかなり芝の抵抗があるので、その転がり方によってどういった重心特性やロフト角が自分に合うのかリアルにチェックできます。また、順目はキレイに転がるしカーブもリアルに入るので、芯でヒットしないといい結果が出ませんから、芯に当たりやすいパターを見つけられるでしょう。
一般家庭でもある程度のスペースがあれば十分設置できますし、パネル組み立て式なので使わない時は収納もできる。2畳分ということで限られたスペースに感じるかもしれませんが、この中でできることは無限大ですよ。
髙橋晋平のBuyer's EYE
店舗でパターフィッティングする際に一番重要なのは、ボールが真っ直ぐに転がることですが、『ツアーリンクス』は間違いないですね。天然芝に近いフィーリングもさることながら、下のパネルの土台がしっかりしている。人工芝マットの中にはどっちにボールが転がってしまうか分からないものも多い中、『ツアーリンクス』は本当にボールが真っ直ぐ転がるので、パターフィッティングのマストアイテムといえるでしょう。