使いこなすパワーと技術があれば、明らかに飛ぶ! 潜在能力を120%開花させるTourAD M9003
- 90年代伝説のシャフトがさらに進化
- 爆発的なパワー伝達で飛距離アップを実現
- 高弾性素材による弾き感と粘り感を両立
永井プロの試打インプレッション
前作から共通しているのは、中間部分のしなりポイントがはっきりしていること。そのしなり感がハマるゴルファーは、非常に厚く強いインパクトが得られるのが特徴的です。
今回発売された『M9003』は、手元側のしなり感がアップ。その結果、トップから切り返しにかけて、いままで以上にタイミングがとりやすくなっています。
また、ダウンスイングからインパクトにかけては、自分でリードしてタメを作る、スイング的にいえば『コックのタメをキープして、体でシャフトに圧力をかける』動きにマッチする特性を持っています。
インパクトイメージはややハンドファースト。そのイメージに対して、シャフト先端が走ってくれるので、爆発的なエネルギー感のあるインパクトを迎えられます。
ですから、ある程度の技術・パワーを持っているゴルファーでなければ使いこなすことは難しいと思います。しかし、使いこなす技術とパワーがあれば、確実にポテンシャルを120%引き出してくれるシャフトだと感じました。
私もこれだけの手応えを感じたのは久しぶり。すぐにでも使いたいと思うシャフトに巡り合いました。対象ヘッドスピードは、45以下が『6S』、45以上が『7S』、48以上になってくると『7X』といった印象。
例えば、45以下でも『6S』でつかまり過ぎてしまうゴルファーは『6X』を試してみることをオススメします
TourAD M9003シリーズ詳細
グラファイトデザインはこのたび、ハードヒッター向けの元調子シャフト『TourAD 9003』シリーズ3代目となる『TourADM9003』を発売した。
『9003』といえば、パワーをダイレクトにボールに伝えるいままでにない弾き感を実現。ロートルク設計により球筋を安定させ、ターゲットを一直線に狙えるモデルとして、プロ、上級者から圧倒的な支持を得ている 90年代伝説のツアーシャフト。
その後、真紅のボディカラーから連想される伝説の血脈は、2代目の『Z9003』に受け継がれた。そして、2015年―。さらなる進化を遂げ、現代のヘッド、ボールとのマッチングを考えて完成したのが『M9003』だ。
頭文字の「M」は、Modify(モディファイ)からとられている。広報担当の鈴木亮太課長が、同モデルについて説明する。「『TourAD M9003』は、先端部分から中間部分までの剛性を高め、元調子独特の粘り感を実現。
また、切り返しからパワーを溜め、インパクトで力強くボールに伝えることを可能にしました。高弾性素材による弾き感と粘り感を兼ね備えたモデルです。左へのミスをカバーし、ピンポイントにターゲットを狙える、パワーヒッターに向けたニューモデルです」
■シャフト本体価格:4万4,000円(税別)日本製
商品のお問い合わせ
グラファイトデザイン
TEL:0494-62-1170
http://www.gd-inc.co.jp/