シャフトラボ アッタスG7を永井プロが検証

シャフトラボ アッタスG7を永井プロが検証

まさに飛ばしに特化したシャフト ヒッカケの多いゴルファーにミート

永井プロの試打インプレッション

ひとくちでいうと、飛ばしに特化したシャフトに尽きると思います。その核となるのがストレート層で、いわゆるシャフトでいう芯の部分。ここへ東レの高弾性繊維『T1100G』を採用していますが、その挙動は、しなりが非常に強くて弾き感がある。 芯の弾きとしなりの強さが重量を消してしまうような印象がありますので、46インチ以上の長尺仕様も視野に入ってくるでしょう。 『G7』は、カウンターバランス設計(40~50g台)になっていますので、現代のドライバーヘッドに合わせてアッセンブルした場合でも、長さや総重量による振り遅れや振り負ける、といった心配は無用です。 スイングタイプ的には、しなり戻りの速さやコシの強さがあるので、リストコックが早く解けて、インパクト時に手より先にヘッドが出るヒッカケの多いタイプにズバリ、ミート。 フィッターの方は、やや重量のあるゾーンを選び、重さによる振り遅れ感を出してあげると、タイミングが合ってくると思います。 カラーリングは、近年の同社ではめずらしく、おとなしめのパープルを採用。これまで購入をためらっていたゴルファーも手を伸ばしやすくなるのでは?"飛ばしたい"というゴルファーの欲求を満たしてくれるシャフト、それが『ATTAS G7』。私もお奨めします。

アッタスG7詳細

国内男子ツアー「セガサミーカップ」でローンチされた話題のシャフト『ATTAS G7』が9月11日、いよいよ発売になる。 カラーリングは従来のビビットなイメージから一転、シックなパープルで身を纏う。その性能は、ATTASの基本コンセプトである"クセのないシャフト"を踏襲しつつ、弾き感をさらにプラス。 飛距離にコミットした仕様となっている。具体的には、東レの新素材T1100G をストレート層に、また、高弾性シートを効果的に配置することで、トルクやしなやかさを維持しながら、安定したインパクト及び当たり負けしない強さを実現。 バット部はテーパーを緩やかにすることで、切り返しのタイミングを取りやすく、かつ、レスポンスを向上させた。一方、ミッド部は剛性を高めて、ヘッドに十分なパワーを伝える仕組み。 そして、先端部分には飛距離に必要なつかまりとヘッドの走りを実現する飛ばしの先端剛性が注入された。昨今主流の可変式ヘッドはリシャフトの際、重さがネックとなり、振りやすさや振りぬきに影響を及ぼしやすいが、『G7』では新設計により解決。 また、通常のヘッド+長尺仕様で飛ばすゴルファーにも最適バランスを提供するため、40g~50gへ ATTAS史上初のカウンターバランス設計が施された。

アッタスG7のお問い合わせ

シャフトラボ TEL:03-6278-7910 http://www.ustmamiya.jp/