グローレ Gのおすすめポイント
- 初速がとにかく速い(ドライバー)
- 高弾道、低スピンで球がつかまる(ドライバー)
- やさしさと飛距離を兼ね備えたアイアン
永井プロの試打インプレッション
まず、ドライバーの構えた印象はシャロー顔でいかにも球が上がりそう。また、ネック側のウエートはドローバイアスで、ライ角もアップライトですからつかまり系ということがいえます。
打ってみましたが、とにかく初速が速い。このあたりは、同社の代名詞である「スピードポケット」の効果によるものでしょう。
今回、同社史上最大幅(14mm)と深さ(12mm)になり、研究を重ねているのが伺える。フェース部は、トゥ側が肉厚でヒール側がやや薄い構造とのことですが、確かにトゥヒットしても球がしっかりつかまりますね。
シャフトは全体がしなやかにしなり、先端部の高弾性シートにより剛性を高めている。クラブ総重量はRフレックスで 263g。グローレ『F』と同じターゲットを意識しながらも、『G』はよりゆっくりスイングする方にお薦めです。
アイアンのフェースもかなりシャロー。#7アイアンを打ってみると、高弾道・低スピンで2番手以上は飛んでいました。いわゆるぶっ飛び系アイアンで、バックフェースの厚みがありますが、フェースのトップラインと後部ラインを視覚的にマッチングさせることで、見た目の違和感を解消しているのが分かります。
ソールデザインも特筆すべき点。バンスが効いていてボールをしっかりとらえやすい。ミスヒットにも強いですね。このあたりはフェース面の「フェーススロット」効果でしょう。
総括すると、「構えやすさ」、「つかまりやすさ」、「振りやすさ」を全て兼ね備え、ゴルファーのポテンシャルを大いに引き出してくれるクラブ。質感、機能ともに◎。
グローレ G詳細
11月上旬発売の『グローレ G』は、ドライバーから FW、レスキュー、アイアン(#5 ~ PW、AW、SW)までのフルラインアップ展開。『F』と『G』の棲み分けは、前者が体力に自信のあるゴルファー向け、後者は " 飛び "と " つかまり " に特化して、HS の低下で飛距離不足に悩むゴルファーになる。
グローレG ドライバー
・ロフト角:10.5 度、11.5度
・ヘッド体積:460cc
・シャフト:GL5000(S、SR、R)
・価格:8万8000円
グローレG アイアン
・ロフト角:#5(22度)、#6(24度)、#7(26.5度)、#8(30.5度)、#9(35.5度)、PW(41度)、AW(48度)、SW(55度)
・シャフト:GL5000(S、R)、N.S.PRO 830GH(S、R)
・価格:5本セット(#6~PW)GL5000 12万円、N.S.PRO 830GH 11万円
・単品:(#5、AW、SW)GL5000 2万4000円、N.S.PRO 830GH 2万2000円
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