サソーグラインドスポーツ SASO Runryu
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■世界初の楕円形突起が空気の渦をコントロール
■キャリー不足や方向性を重視したい人にオススメ
■トータルパフォーマンスが群を抜くボール
永井プロの試打インプレッション
新しい発想のボールですね。ボールの表面に極小な楕円形の突起物を付けることで、空気の高速な回転渦をつくりだし、空気抵抗を抑制するとのことですが、実際に打ってみると、カバーとコアのマッチングがとても良い感じがします。インパクトでコアに対してエネルギーが働いた方向にボールが飛び、楕円形の突起物が付いたカバーが落下を抑制する揚力を維持しているので、大きな飛びと安定した方向性を実感できます。 ドライバーショットでは、ソフトなフィーリングのなかにもコアの反発力を強く感じ、ボールが前へ前へと伸びていく印象。理想的な中弾道で直進性が高く、ボールの落ち際で"もうひと伸び"し、キャリーが出るため飛距離アップが期待できます。また、左右の曲がり幅も非常に少ないですね。キャリー不足や方向性を重視したいゴルファーにはもってこいのボールです。 一方、アイアンショットでは、しっかりスピンが入ってきてくれるので、飛び過ぎず、縦の距離感が合わせやすい。ボールがスピンで吹き上がって、グリーンの真上から『ストン』と落ちるような球筋で安心感があります。また、アプローチショットは、ボールがフェースにしっかりと喰いつきしかも乗るので、イメージ通りのスピン性能を実感できます。弾道的には、ゆっくりと静かにグリーンへ着地するので、アイアンショット同様に安心感があり、距離感が合わせやすいですね。 ドライバーからアプローチまで、トータルパフォーマンスが非常に高いので、幅広いゴルファーにマッチすると思います。是非一度試してほしいボールです。
商品詳細
サソーグラインドスポーツは先頃、これまでの常識を覆す新発想のゴルフボール『SASO Runryu』(サソーランリュウ / 以下、『Runryu』)を発売した。 同製品は、カエデ型のディンプルで話題となった『KAEDE』ゴルフボールの開発チームが空力学の研究を重ねて開発したボール。特徴は、ボールの表面に0.08~0.15ミリの極小な楕円形の突起物を付けることで、表面に空気の高速な回転渦をつくりだし、空気抵抗を抑制させた構造になっているという。これにより、一般的な丸型ディンプルのボールなどに比べて、大幅な飛距離アップが期待できるのだとか。 ちなみに、同社によると、日本人プロから数多くのアベレージゴルファーに対して、今年発売した『SASO RRR』(サソートリプルアール)ドライバーと『Runryu』ボールのセッティングで試打をしてもらった結果、自身が使用していたセッティングよりも、最低で12ヤード、最高で38ヤードの飛距離アップを実現したという。
■構造:3ピース ■コア:高反発ソフトコア ■中間層:HPF200 ■カバー素材:ソフトアイオノマー ■発売日:発売中 ■価格:9000円 ※1個750円
商品のお問い合わせ
サソーグラインドスポーツ
TEL:079-283-0038
http://sasogrind.com/
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永井プロの試打インプレッション
新しい発想のボールですね。ボールの表面に極小な楕円形の突起物を付けることで、空気の高速な回転渦をつくりだし、空気抵抗を抑制するとのことですが、実際に打ってみると、カバーとコアのマッチングがとても良い感じがします。インパクトでコアに対してエネルギーが働いた方向にボールが飛び、楕円形の突起物が付いたカバーが落下を抑制する揚力を維持しているので、大きな飛びと安定した方向性を実感できます。 ドライバーショットでは、ソフトなフィーリングのなかにもコアの反発力を強く感じ、ボールが前へ前へと伸びていく印象。理想的な中弾道で直進性が高く、ボールの落ち際で"もうひと伸び"し、キャリーが出るため飛距離アップが期待できます。また、左右の曲がり幅も非常に少ないですね。キャリー不足や方向性を重視したいゴルファーにはもってこいのボールです。 一方、アイアンショットでは、しっかりスピンが入ってきてくれるので、飛び過ぎず、縦の距離感が合わせやすい。ボールがスピンで吹き上がって、グリーンの真上から『ストン』と落ちるような球筋で安心感があります。また、アプローチショットは、ボールがフェースにしっかりと喰いつきしかも乗るので、イメージ通りのスピン性能を実感できます。弾道的には、ゆっくりと静かにグリーンへ着地するので、アイアンショット同様に安心感があり、距離感が合わせやすいですね。 ドライバーからアプローチまで、トータルパフォーマンスが非常に高いので、幅広いゴルファーにマッチすると思います。是非一度試してほしいボールです。