商品詳細
クレイジーブランドを引き継いだシングルBの処女作が『クレイジースポーツ』ブランドから9月、いよいよ投入される。あらゆるゴルファーに対応する2タイプをラインアップ。TYPE Aは、長尺で飛ばしたい方に。一方のTYPE Bは、しっかり振りたいアスリート向き。カーボン素材自体が持つ復元力を高めたシリーズで、速いしなり戻りで、強いインパクトを実現する。
TYPE A
■R2(49g、トルク 4.9、中調子)
■R(51g、トルク 4.6、中調子)
■S(53g、トルク 4.6、中調子) ※チップ 8.5mm
TYPE B
■R(62g、トルク3.9、中元調子)
■S(66g、トルク3.7、中元調子)
■X(70.0g、トルク 3.4、元調子) ※チップ 8.5mm
■価格:各1本 4万5000円
永井延宏プロの試打インプレッション
「『クレイジースポーツ』ブランドからタイプA、タイプBのシャフトがそれぞれ投入されました。タイプAは40g台後半から50g台までいわゆる軽量タイプのゾーン。長尺対応も可能となっており、硬度Rでトルクも 4.6 とやや多めの設定です。早速打ってみましたが、『タイプA』はこれまでのクレイジーらしいしなりの心地よさに加え、切り返しから一瞬シャフトが消えるような、なめらかさ。それがスピードに置き換わって、インパクトゾーンに入っていく印象です。なかでもインパクトから先は、強烈なしなり戻りの強さにより、一気に球を〝バーン縲桙ニ押す一方で、スムースさも感じられるパワーを兼ね備えたシャフトといえます。〝過去にクレイジーの軽量シャフト使っていて、良く飛んだ縲桙ニいうゴルファーは、タイプAがズバリミート。対する『タイプB』の重量帯は、60g台前半~70gですから、対象者はややヘッドスピードのある方、自分で振り切ることのできるゴルファーが見えてきます。ただ、歯を食いしばって思いっきり振るシャフトではないですね。振っていて、高弾性繊維の質感といいますか、レスポンスの良さといった手応えがあります。『タイプB』は特性的に『タイプA』寄りといえるでしょう。しなりを感じやすくなっていますので、タイミングを使いながら体幹でボールを押せる、しっかり振りぬける、スイングのしっかりしたゴルファー向けと断言できます。たわみを感じながら、しっかり叩ける─。インパクト時、シャフトがブレない剛性感が良く出ていますので、スイートエリアの広い大型ヘッドとの相性が良さそう。 両モデルとも設計コンセプトは非常に良くできていると思います。新体制後の意欲作といえ、クレイジーの性能を維持しつつ、新しい方向性を感じさせる〝飛びのシャフト縲桙ニいっていいと思います」