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- ■長いインパクトを実現
- ■米国ツアープロには高評価かも!?
- ■競合2社に負けていない性能
商品詳細
島田ゴルフ製作所は10月初旬、115gの中重量帯アイアン用スチールシャフト『K's Tour 115』を発売した。80 年にわたる同社独自の技術力を存分に注入して高い精度を実現。コンスタントウエイトシステムやシームレス製法はもちろん、強く高い弾道を実現する「K's Tour」オリジナルステップで、中上級者のニーズに応える仕上がりだ。同社独自のコンスタントウエイトシステムは、アイアン全番手で同じフィーリングを可能とするため、素材と製造工程を各番手ごとに最適化。具体的には、ロングアイアン用は重めに、ショートアイアンは軽めと、重量を最適化しフローさせ、ロングアイアンではヘッドを走らせ、ショートアイアンでは操作性を重視している。また、カウンターバランス設計は、同社が70年代から他社に先駆けて採用してきた設計思想。『K's Tour 115』はその思想を踏襲し、スイング軸を安定させ、ヘッドスピードの向上に寄与。さらに、シームレス製法は、はじめからパイプ状に成型した素材を加工することで、外周・内周のどちらも真円に近い加工が可能になり、スイング中の形状の歪みによる違和感を最小限に抑制している。「K's Tour」オリジナルステップは、シャフト先端部のパラレル部分を短く抑え、シャフト全体の剛性を高めた、同シリーズ独自のステップ。弾きが良くレスポンスが早いため、強い高弾道を実現して、番手ごとの飛距離安定性に寄与している。そして精度が高い115gという重量設定である。アイアンスチールシャフトの定番商品より5gほど軽量だが、よりソフトフィーリングを求めるゴルファーやスペックダウンしたくないが体力がついてこなくなったゴルファーをターゲットとしている。
■価格:5500円
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永井延宏プロの試打インプレッション
「所謂粘り系のシャフトですが、頼りなさがないというのが第一印象です。長いインパクゾーンを実現できます。これは剛性分布やステップ設計が寄与していると思いますが、中間の剛性が手元と先端を最適に繋いでくれます。つまり手元とヘッドの一体感ですね。粘り系でもヘッドが遅れず、先端が暴れないので、スイングプレーンにのりやすい。トルクの多い大型ヘッドでも、暴れることがない。スイングがしっかりしている、タメが造れるゴルファーに最適でしょう。もっというなら、今時のスイングがシンプルなプロ、そうですね、米国のツアープロには評価が高いと思いますよ」