check point
- ■アイアンのスイングでOK
- ■ハンドファーストでロフト増→飛距離
- ■驚きのコストパフォーマンス
商品詳細
今年1月に発売した『ヴィバルU』が工房で密かなブームを呼んでいる。「はじめてUTを使ってみるゴルファーに使ってもらいたい」(同社)というように、形状はロング~ミドルアイアンからの移行でも違和感の少ないタラコ型を採用し、セットアップのしやすさは、アイアンをイメージさせるデザインを採用。初中級者向けUTヘッドという位置づけであるが、シニア~女性向けの軽めのクラブにも対応可能なよう、シャフトとの相性を考慮し、ヘッド重量は#4で234gと他社平均より軽め。ただしソールのウエイトビスは脱着可能で、ジェルを注入する事で重量調整も可能とのこと。フェースにはマレージングのカップフェース構造を採用し弾き感とスイートエリアに拡大に成功。ボディにはステンレス(17-4)を採用し、ソール厚さを増やすことで低重心設計となっていて、あらゆるライからのボールの拾いやすさを重視。ヘッドスピードの低めのプレーヤーでも捉まった弾道でボールを上げてくれる。もちろん同社らしい「顔」の良さは健在で、中上級プレーヤーでも違和感なくセットアップできるヘッドに仕上がっている。さらに、番手間のヘッド高さを統一し、重心高さも揃っている印象であるため、各番手で弾道高さが揃いやすい。グースネックデザインではあるがトップラインがシャフトから真っ直ぐ伸びている設計であるため、方向性も出しやすく、打ち出しの高さと相まって、ピンを狙ってボールを止めるUTだ。
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永井延宏プロの試打インプレッション
市場のUTは形状が多岐にわたり、モデル毎のスイングを要求される場合が多いですが、『VIVAL U』に関しては、形状がアイアンライクで、アイアンのスイングで十分対応できます。ゴルファーにスイングのバリエーションを求めないという意味では、ロングアイアンからの移行に最適なUTです。グースネックが程よい捉まりを提供し、フェースの厚みがマレージングフェースながらアイアンのような厚いインパクトを迎えられます。ソールのヌケもスムーズ。アイアンライクな形状なので、ハンドファーストに構えたくなり、結果、インパクトロフトが増えることで飛距離も出る。こういうUTなら、ロングアイアンの代わりに大活躍しそうです。