check point
- ■空気抵抗を軽減するレールでHSがアップ
- ■吹き上がらず前に伸びるライナー弾道
- ■飛距離を稼ぎたい全ての人にオススメ
商品詳細
『SASO RRR』(以下、『RRR』)ドライバーの特徴は、空気抵抗を大幅に減少し、ヘッドスピード(HS)を速くするドライバーに仕上げた点だ。開発段階においては、HS40m / s~50m / sでスイング中にヘッドにかかる重力と空位抵抗を徹底的に研究。その結果、スイング中にシャフトにかかる曲げモーメントと捩れモーメントが、スムーズなスイングを妨げているのを力学だけでなく空力の面から研究し、『RRR』ドライバーを生み出したという。具体的には、クラウン部分とサイド部分及びソール部分に流れる空気を解析。ドライバーの周りを流れる空気でスイング時の重力を減少させることがスムーズなスイング軌道になり、そのことで、ボールの曲がりが少なくなって飛距離が増大になると仮定し、シャフトに捩れモーメントを減少させるように研究。ヘッドの空気抵抗によってシャフトにかかるねじれを減少させることに成功したという。ちなみに、同社によると、『RRR』ドライバーを試打した日本人プロ28名から数多くのアベレージゴルファーまで、自身が使用していたクラブよりも平均して10~20ヤードの飛距離アップを実現したという。
■素材:【フェース】DAT55【ボディ】6-4チタン
■ロフト角:10.5度
■ライ角:63.5度
■ヘッド体積:458cc
■長さ:46インチ
■シャフト:エストリックス社製オリジナルカーボン
■キックポイント:中調子
■シャフト硬度:R / SR / S / X
■総重量:307g(S)
■発売日:4月中旬
■価格:オープン(実勢売価 8万8000円を予定)※ヘッド単体も販売予定
ヘッド全体に配置された空気抵抗を軽減するレール。ディープフェース設計を採用
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永井延宏プロの試打インプレッション
試打クラブ:10.5度(6S) まず、構えた時の印象ですが、上級者が好む丸みのあるクラウン形状に加え、ディープフェースなので強弾道をイメージしやすいですね。また、ライ角がアップライト気味なので、つかまるイメージが出しやすいクラブだと感じました。実際に打ってみると、高初速に加えてスピン量が抑えられているので、吹き上がらずに前へ前へと突き進んで行くライナー系の中弾道でドロー回転の強い球を飛ばすことができました。また、ヘッド全体に配置された空気抵抗を軽減するレールにより、ダウンスイングからインパクトにかけてヘッドの動きが非常にスムーズ。スイングスピードを損なわずに、インパクトを迎えられ、フィニッシュまで気持ち良く振り抜けます。さらに、インパクトのエネルギー伝達効率が高い点も特筆されます。フェースセンターはもちろん、オフセンターヒットでも球に強さがあり、心地いい弾き感がありますね。製品対象者は、上級者からアベレージゴルファーまで幅広く使えるモデルだと思います。上級者は、ライナー系の中強弾道によりランで飛距離を稼ぎたいゴルファーとなりますが、アベレージゴルファーは、ヘッドスピード(HS)不足で飛距離をロスしている方やスライサーに特にオススメしたいドライバーです。10~20ヤードの飛距離アップが望めるかもしれません。