女性でも振りやすく飛ばしやすい『ゼクシオ エイト レディス ドライバー』のユーザーの中には、二本目の『ゼクシオ エイト』としてFWとUTの購入を希望する人も多い。ただ、実際、FWを使った方がいいのか、もしくはUTを使った方がいいのか、悩んでいる女性も多いはず。そこで今回、レディスクラブに精通する土井二美プロと井上景湖プロにその指南をお願いした。悩めるレディスへのアドバイスとして、店頭でも是非参考にしてほしい。
■本体価格:FW(#3・4・5・7・9)各1本5万円、UT(U4・5・6)各1本3万5000円 ■シャフト:R・A・L
土井二美プロの試打インプレッション
一般女性のドライバーの平均飛距離は、よくプレーする人でも160ヤードぐらいで、この人達を例に挙げてFWとUTの距離をいえば、100~145ヤードの間が使用範囲ね。そこで重要なのがこの距離をFWとUTのどちらで打つか、女性なら誰しも悩むところだわ。そこで一つの目安になるのが、テイクバックの大きさとシャフトの使い方。テイクバックで全身を使って大きくバックスイングする人は、インパクトに戻す時も同じ動作をするので、インパクトが点ではなく線じゃないと当たりません。だからソールを滑らせて使うと効果的なFWの方がいいわね。それにFWはシャフト先端のしなりを感じながら打つとボールがしっかりと上がるので、クラブの先に意識を持って打つ人に向いているわよ。『ゼクシオ エイト』は各番手で距離ピッチがしっかり出るので、100~145ヤードの幅を#3~9の5本で打ち分けられるわね。 一方、バックスイングの浅い人はクラブが長いとインパクトでヘッドが戻り切らずミスになりやすいので、比較的短くて打ち込めるUTの方がいい。それとしっかり打ち込むにはシャフトのしなりを手元で感じた方がいいので、手の感覚を重視するタイプと相性がいいわよ。UTが合う人は、無理して長いFWで距離を稼ごうとせず、100~140ヤードの幅をUTの4・5・6番で打ち分けることをおススメしたいわね。