ブリヂストンスポーツは、多彩なアプローチに対応できるプロユースモデル『TOUR B XW-1』と、ライン出しを容易にする広いゴルファーに対応するモデル『TOUR B XW-2』の2種類のウエッジを発売している。
過去には『X-ウエッジ』などが人気を博したように、元々同社のウエッジには定評がある。
販売現場で数々のゴルファーのフィッティングを担当してきたゴルフ5 プレステージ新宿店のウエッジフィッター隠岐和也氏がその性能を解説する。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2019/07/photo_oki.jpg" name="隠岐和也" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]2010年の入社時よりクラフトマンを7年経験。2016年10月にゴルフ5プレステージ日本橋店の立ち上げに参加。2019年3月よりゴルフ5プレステージ新宿店勤務。ゴルファーに寄り添った接客と確かなフィッティングの技術で日々最適な1本を提案している。[/surfing_voice]
ミスもカバーする『TOUR B XW-1/XW-2』ウエッジ スコア直結の40ヤードをスピンで止める!
以下、動画の内容をテキストで解説。
ウエッジフィッター隠岐 試打インプレッション『TOUR B XW-1』
構えてみると、昔ながらのブリヂストンのウエッジを踏襲した顔の良さを感じます。トゥの丸みなどはブリヂストンらしいですね。打ってみたところ、打感も良く、弾道のコントロールがしやすいので、自分で操作したいゴルファーに向いていると思います。
データを見ると、バックスピンが52度で9600回転、58度では1万回転かかってくれていますので、グリーン上で止まりやすいということが分かりますので、上級者も満足できるウエッジだと思います。
ウエッジフィッター隠岐 試打インプレッション『TOUR B XW-2』
構えてみると、グースがありますので易しくボールを拾えそうな印象があります。打ってみたところ、ソールも広く抜けの良さを感じます。
『XW-1』に比べて易しいウエッジなのですが、58度のデータを比べても、こちらも1万回転以上のバックスピンがかかっていますので、易しいからと言って止まらないというウエッジではないということが分かります。
『TOUR B XW-1/XW-2』はアマチュアを救えるか?
アマチュアゴルファーの鬼門と言われているのがグリーン周り30~40ヤードのアプローチ。果たして同ウエッジはどのような性能を発揮するのか?
アマチュア代表として、GEW記者大矢が各モデルの58度を2球ずつ打ったデータを元に隠岐氏が解説する。
大矢:まず『XW-1』の方ですが、シャープなヘッドですので、構えた時は難しそうな印象を受けたのですが、いざ打つとしっかりとボールを拾ってくれたのですが、データとしてはどうでしょうか?
隠岐:大矢さんが感じた打感通り、データ的に見てもスピンが5000回転以上かかっていますので、グリーン上でしっかりと止まる球が打てるウエッジではないかと思います。
大矢:なるほど。続いて『XW-2』なのですが、1球目はダフってしまいました。
隠岐:そうですね。確かに少しダフったこともあり飛距離が落ちてしまっているのですが、その割にはスピン量が4300回転と、ナイスショットの時と比べて極端には落ちていません。ですので、クラブがミスをカバーしてくれているということが言えます。
大矢:なるほど。2種類のウエッジですが、どのようなゴルファーに向いているでしょうか?
隠岐:『XW-1』はフェースを開いたり、色々な技を使うゴルファーに好まれると思います。一方、『XW-2』は易しくゴルフをやりたい方に向いていると感じます。大矢さんのアプローチはボールの手前から滑らせていくような形なので、そういうアプローチをする方には向いていますし、どちらかと言うと払い打ちをするようなゴルファーに最適なウエッジだと思います。
■価格
各2万円
商品のお問い合わせ:ブリヂストンスポーツ
TEL:0120-116613
http://www.bs-golf.com/