共栄ゴルフ工業からスピンアウト的に生まれたブランド「TAKUMI JAPAN」。そのブランドの最初のプロダクトがウエッジ『TAKUMI JAPAN TYPE S』と『TAKUMI JAPAN TYPE N』。
『TAKUMI JAPAN TYPE S』、『TAKUMI JAPAN TYPE N』を詳しく解説する。
今回、『TAKUMI JAPAN TYPE S』と『TAKUMI JAPAN TYPE N』を試打して頂きましたが、姫路の軟鉄鍛造ということで打感はどうでしょう?隠岐:非常に軟らかくフェースにボールが食い付くフィーリングが第一印象です。それに加えて、しっかりと芯がある打感で、スイートスポットでボールを捉えたときにヌケる打感ではありません。しっかり、ボールをインパクトした感触が手に伝わってきて、且つ軟らかい。そういう打感ですね。
では、まず『TYPE S』です。構えた時の第一印象は?隠岐:プロモデルと聞いていますが、極端にコンパクトなヘッドではなく、スッキリとして非常に構えやすいですね。
試打データは如何ですか?隠岐:試打した印象は、まず操作性の高さですね。今回試打したのはロフト角52度と58度ですが、52度の方でもスピン量が安定するんですね。一方で、58度は僕の打ち方に合っていなかったのか、スピン量が少ない結果になってしまいました。
ソールの幅とバウンスの関係で、僕に限れば58度はバウンスが足らなかったと思うのですが、逆に考えれば、52度も58度も『TYPE S』はフェースを開いたり、閉じたりしてもスピンが入り、技を使っても打つゴルファーに向いていると思います。