まず、3モデルの中で『TJ KMB』と『TJ KCB』は研磨痕をわざと残した仕上げになっていますね。
海外のゴルファーにとって日本の軟鉄鍛造アイアンは認知度が高いですが、逆の見方をすると海外ブランドの鍛造アイアンは、CNC加工が施された『TAKUMI JAPAN TYPE N』を含めても、仕上げが違いますね。
今回の3機種はどことなく和のテイスト、日本で製造されたアイアンらしい素材感と、落ち着いたデザイン性に特色を感じます。手にしたゴルファーには満足度が高く、所有感を満たすのではないでしょうか。
最後に『TAKUMI JAPAN TYPE N』です。その形状はマッスルバックの『TJ KMB』とキャビティバックの『TJ KCB』の間のサイズで、市場では主流となるアイアンのサイズです。
実は海外のツアープロも同じサイズ感のアイアンを使用している場合が多いと思います。その意味で幅広いゴルファー、中級者から上級者までカバーできるアイアンだと思います。
ロフト角も少し他のモデルより立っていることもあって、現代的という意味でモダンなアイアンです。
ロフト角の影響で十分な飛距離もでますが、深重心も感じられ厚いインパクトとともに十分な弾道の高さも確保されています。老舗である共栄ゴルフの技術が詰まっているモデルだと思います。
価格
■『TAKUMI JAPAN TYPE N』=1本/5万8000円
■『TJ KMB』=1本/2万7000円
■『TJ KCB』=1本/2万8000円
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