最近は自分のスイングを分析できる計測器やアプリが数多あるが、タイムリーに自分のスイングを可視化することは意外と難しい。しかし、それを可能にできそうなアイデア商品が登場した。ダイヤから発売されている『ダイヤスイングLED』という練習器具がそれ。
そこでティーチングプロの常住充隆氏解説の元、ゴルフタレントの高沢奈苗さんが同製品をテスト。その練習法を解説する。
【動画】『ダイヤスイングLED』を常住充隆プロ&高沢奈苗さんが解説
アウトサイドインのスライスを克服
常住 『ダイヤスイングLED』は、スイングスピードが15~20m/s以上になると小型クラブの先端についたLEDが発光し、その残像で自分のスイングプレーンが分かる練習器具です。
レッスンプロからクラブの軌道を指摘されてもなかなか自分では分からないもの。それがLEDによって可視化されます。理想とするのはインサイドイン軌道ですので、付属の軌道チェッカーの青の線上を光の軌跡が通っていくようにスイングすることで、さらに効果的な練習ができます。大半のゴルファーはアウトサイドイン軌道のスライスに悩んでいるので、その矯正にも有効です。

もう一点、私が推奨したい使い方があります。アウトサイドインの人はハーフウェイダウンで力むので、その段階でスピードが出て発光してしまいます。ですので、意図的にインパクトの先で発光させるようにスイングすることで、自然とダウンスイングの力みもなくなり、アウトサイドインの矯正にも繋がると思います。
省スペースなのに本物のクラブ感覚で振れる
高沢 私のスイングの悩みはインサイドアウト軌道で、たまにプッシュしてしまうことです。矯正のためにスイングを撮影して確認しているのですが、動画で後から確認できても、振っている最中は自分ではなかなか軌道が見えません。それが発光することでアウトに抜けていく瞬間がはっきりと見えるので、矯正しながらスイングできます。
実際に『ダイヤスイングLED』を持ってみると、見た目の短さに反して意外と重くて、実際のクラブと同じ重量感があるので実践的ですね。
クラブも短く、付属の軌道チェッカーも薄くて邪魔にならないので、家の廊下くらいのスペースがあれば振ることができます。それに、思い切り振ってもうるさくないので、近所迷惑を気にしなくていいのも嬉しいですね。
価格:
ダイヤスイングLED
1万6500円
お問い合わせ:
ダイヤ 消費者サービス係
03-3381-5454
https://www.daiya-idea.co.jp/golf/