宮里藍&聖志も絶賛のNEW『Bシリーズ(2023年)』を試打してみた

宮里藍&聖志も絶賛のNEW『Bシリーズ(2023年)』を試打してみた
夏から秋にかけて、ブリヂストンスポーツの新商品ラッシュが続く。 まず7月27日に新ゴルフシューズ『ZSP‐BITER LIGHT』、8月4日に新ボール『TOUR B JGR』を発売。そして9月8日に新『Bシリーズ』からドライバー3種類(『B1ST』『B2HT』『B-Limited B1LS』)、フェアウェイウッド2種類(『B1ST / B2HT FAIRWAY WOOD』)、ユーティリティ2種類(『B1ST / B2HT HY』) 、アイアン『233HF』、ウエッジ『BRM2 HF』を発売する。 そこで先日開催されたメディア向け試打ラウンドにGEW記者も潜入。早速、新製品をゴルフ場で試打してきた。

【動画】宮里藍&聖志も登場!メディアラウンドをレポート

当日は宮里藍&宮里聖志も登場。両プロによる新製品のデモンストレーションやクロストーク、同社独自のフィッティング「Golfer's Dock Ball & Club」(ゴルファーズドック)の体験、ゴルファーズドックで決まったスペックを使用した9ホールのラウンドなど盛り沢山の試打会だった。 早速当日の模様を動画で観てもらいたい。

NEW『Bシリーズ』ドライバーの性能

Bシリーズ(2023年) 今作の特徴はフェース面の進化に集約される。同社はここ数年、「接点の科学」をコンセプトに、親会社のタイヤ技術を製品開発に活かしており、今作のウッド、ユーティリティのフェースは滑らないタイヤのごとく「食いつき」を重視。 レーザーで網の目のように細かいパターンを入れ込むことでミーリングの密度を上げている。その細かさはフェース面に顔を近づけて、凝視しないと分からないくらいだ。画像からもいかにもフェースにボールが食いつきそうなのが分かるだろう。 これにより、特にスライスやフック、チーピンなどの横のブレを抑え、曲がりを最小限に抑えることができる。実際に記者もフェースが開いたままトゥ側に当たり、打った瞬間「スライスだ」と思った弾道が曲がり切らずに右のラフで止まってくれた。どうやら今作の「ミスヒットに強い」というのはかなり確度が高そう。上級者よりも記者のように打点や弾道が安定しないゴルファーこそ、より効果を実感できそうだ。 試打会に登場した宮里聖志も、「雨の日でも滑らないことを実感できた」とコメント。宮里藍も、「プロはミスするとしたらヒールヒット。その場合でも真っすぐ飛んだ」とフェース面の「食いつき」について言及した。 Bシリーズ(2023年) 今回発売される3種類のドライバーだが、まず『B1ST DRIVER』は全体的に打ち出しが低弾道から中弾道でランがしっかり出てくれる。 Bシリーズ(2023年) 一方、『B2HT DRIVER』は高弾道でゆるやかなドローボールが出てキャリーもしっかり出てくれる。 Bシリーズ(2023年) カスタム専用モデルの『B-Limited B1LS DRIVER』は2機種に比べて若干ヘッドが小ぶりだが、スクエアでいかにも上級者が好みそうな見た目だ。記者のいつものヘッドスピード(平均39~40m/s)で打つとつかまえるのが難しいが、振っていくと低く強い球が出てくれる。ハイヘッドスピーダーには選択肢に入ってきそうなモデルだ。