世界戦略モデル『リンク』上陸 『ATTAS』はやめません!

世界戦略モデル『リンク』上陸 『ATTAS』はやめません!
「弊社初のグローバルモデルを発売します。カスタムシャフト市場でどのような動きをするものか未知数ですが、使用率を高めたい!」 USTマミヤジャパンの吉澤貴文氏は初の挑戦に意欲を見せる。

まずは動画で

自分に合ったシャフトが装着されたクラブを使えば、単純にスイングしやすいだけでなく、必ずボールの初速が速くなり、飛距離が伸びて安定する。 その選び方はとても重要で近年はシャフトフィッティングの需要が増している。 同社のフィッティングルームは市ヶ谷本社、代々木、虎ノ門、山口の4拠点があり、連日多くのゴルファーが押し寄せている。ここで得たデータを新製品開発へ落とし込み、競技層からアベレージゴルファーまで全方位で満足度を高めるのが企業方針だ。 そんな同社は10月6日、グローバル戦略モデル『LIN-Q(リンク)』の日本バージョンとして、『LIN-Q BLUE EX』(各1本5万5000円)を全国の取扱店で発売する。 同社初の世界モデルについて、前出の吉澤氏が、 「『アッタス』15代目の発表を期待していたと思いますが」 と前置きしてこう続ける。 「『リンク』ブランドは、米国市場において2019年よりスタート。PGAツアー3度の優勝をはじめ11度のトップ5、そして24度のトップ10を獲得した実績があります。日本市場向けの『リンクブルーEX』は、トルクやキックポイントなどの細かなスペック調整を行い、満を持しての日本初上陸となります」 設計は同じ中元調子の『アッタスDAAAS』との剛性比較が分かりやすい。先端剛性が『DAAAS』よりも非常に強く、中間部から手元まで剛性をかなり上げているのが分かる。対象者は、ハードヒッターや競技志向のゴルファーが見えてくるが、 「個人的には会社のコンペでとにかくドラゴンだけは取りたい、という人に使ってもらえると嬉しい」 アスリート系の『リンク』、そして幅広いニーズに応える『アッタス』の二枚腰で、すべてのゴルファーに対応する構え。FW、UT用も順次投入予定。