【後編】「置くだけ」ですぐ使える! 弾道測定器『SC4』をHARADA GOLF原田修平が徹底解説

【後編】「置くだけ」ですぐ使える! 弾道測定器『SC4』をHARADA GOLF原田修平が徹底解説
ひさいスポーツと言えば距離計の総合ブランド「ボイスキャディ」シリーズが有名だが、弾道測定器の「スイングキャディ」シリーズも好調だ。 『SC300i』は持ち運びのしやすさと手頃な価格で多くのインドアやゴルファーに支持されてきた。そんな同社から新作『SC4』(8万8000円)が発売された。そこでレッスンで様々な弾道測定器を使用するHARADA GOLFの原田修平プロに同製品をテスト&解説してもらった。 今回は後編をお送りする。

【後編動画】弾道測定器『SC4』をHARADA GOLF原田修平が徹底解説

アプリと連動でさらに見やすい

ひさいスポーツ SC4 原田 『SC4』の一番の利点は本体にデータが表示されることなので、スマホやタブレットがなくてもすぐに使えるのはレッスン現場においても実用的です。ただ実は専用のアプリも用意されていて、それと接続すると弾道をアニメーションで表示できるのでより分かりやすい。 それにスイングの撮影や再生、動画へのデータ表示、描画機能もついているので客観的に自分のスイングをチェックできますし、レッスンにも活用できそうです。

「素振りモード」を搭載

ひさいスポーツ SC4 原田 それと今作には素振りするだけでヘッドスピードを測ってくれる機能もついています。実は素振りは非常に重要で、自分の素振りのヘッドスピードを把握した上で実際に打った時のヘッドスピードと比較することは大切です。私も練習の仕上げに素振りをして体のスピードを出す動作をしているので、この機能は重宝しそうです。

とにかくシンプルで使いやすい

ひさいスポーツ SC4 原田 今まで色々な弾道測定器を使ってきましたが、今作は必要最低限のデータに絞っていて非常にシンプル。データ数が多いと何を見ればいいのか分からなかったり、逆に打った後の弾道を見ずにデータばかり見てしまったりしがちな生徒さんが多いので非常に良いと思います。 またレッスン現場ではタブレットと弾道測定器の同期やキャリブレーションの時間が惜しいんです。特にグループレッスンでは生徒さんに待ってもらうことは避けたい。その意味でもすぐに出して置くだけで使えるというのはとても良いと思います。これなら設定が億劫でバッグの底で眠っているということがなくなり、自主練でも気軽に使えるんじゃないでしょうか。