ひさいスポーツは、OLEDディスプレイ搭載のコンパクトなレーザー距離計『SLmini』(4万8400円)を発売した。そこで距離計マイスター「くわっきー」こと桑木野洋二が同製品をゴルフ場でテスト。徹底解説する。
【動画】『SLmini』をゴルフ場で徹底検証
まずは『SLmini』を実際のゴルフ場でテストしたので、是非動画で観てもらいたい。
新カテゴリーの「カジュアルハイブリッド」距離計
桑木野 ボイスキャディのレーザー距離計と言えば、女子ツアーでの使用率も高く、プロからアマチュアまで幅広く性能が認められています。
今作のモデル名につけられている「SL」シリーズは、これまでレーザーとGPSのハイブリッド距離計が主流でした。その流れを鑑みると、今作も一見ハイブリッドかと思いきや、実はGPSは非搭載です。

ただアプリとBluetooth接続するか、アプリ経由で予め本体にコースをダウンロードしておけば、高精細のOLEDディスプレイでコースレイアウトとグリーンのアンジュレーションを確認することができます。
本格的なGPS搭載のハイブリッド距離計はどうしても重く大きくなり、価格も高くなってしまう。一方、今作は130gと軽量で、見た目も手のひらにすっぽり収まるくらい非常にコンパクト。
価格も4万円台後半とコスパも良い。さらにディスプレイで必要最低限の情報が得られる。そこで私は今作を新領域の「カジュアルハイブリッド」と勝手に名付けました。
それくらい非常に面白い所に目を付けたモデルだなと思います。
コースレイアウトでマネジメントに役立つ
桑木野 千葉セントラルGCのBコース1番ですが、ティーイングエリアからホール全体を見渡すと右サイドのバンカーが目に入ります。
念のためディスプレイのコースレイアウトを確認したところ、何と左サイドにもバンカーが表示されていることに気づきました。
すかさずファインダーで見ると、かすかにバンカーの入り口とレーキが見えます。計測すると距離も191ヤードだったので、気づかないまま打って、万が一引っかけたら入っていたかもしれません。
早速、コースレイアウト表示が役立ってくれました。
番手選びに困らない三点間距離計測機能
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「Ball to Pin」機能使用時[/caption]
桑木野 ティーショットは左のバンカーを避け、真ん中から右を狙って振り抜いたところ、フェアウェイの右サイドに着弾しました。カート道はフェアウェイ左サイドなので、ボールまでは距離があります。
ここで役立つのが、昨年発売の『Laser FIT』でも搭載されていた三点間距離計測機能「Ball to Pin」。モードボタンを1回押すとこのモードになり、まずはボールを測り、次にピンを測るだけで瞬時にボールからピンまでの距離が149ヤードと表示されました。
念のため実際にボールの場所からも測ってみましたが、距離は150ヤードと誤差はほとんどありません。これなら安心して、正確かつ必要最低限の番手を選択できます。
天候によって選択できる赤と黒の2カラーLCD
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2カラー赤&黒LCD(左:黒 中:赤1 右:赤2)[/caption]
桑木野 今作はディスプレイの設定から、ファインダー内のLCD表示を赤と黒の2色で切り替えられます。さらに赤は2段階で明るさ調整もできます。
個人的には赤が見やすいですが、日差しが強いと逆に見にくくなることもあるので、天気によって見やすい方を選べるのは便利です。ユーザー目線でなかなか気が利いています。
ピン位置も移動できるグリーンアンジュレーション表示
桑木野 ディスプレイに表示されるグリーンアンジュレーションですが、実は画面のピンマークを長押しすると場所を移動できます。その日のピン位置に合わせて傾斜を見ることができるのでアプローチやパッティングの時に便利です。
新しい切り口のモデル
桑木野 これまで私はレーザーとGPSウォッチの二刀流を推奨してきましたが、今年になってハイブリッドが流行ってきました。
その中でも今作は、軽く、小さく、コスパも良く、もう少しカジュアルに色々なゴルファーが楽しめる新しい切り口のモデルだと思います。
もちろんスロープモードをOFFにすれば競技でも使えます。すごく使い勝手が良く面白い存在だなと思いました。
■問い合わせ
ひさいスポーツ
059-255-8106
https://www.hisaisports.com