軟鉄鍛造アイアンが驚きの進化 上級者が求める「抜け」と「打感」。新『B-FORGED』2モデルを徹底試打

軟鉄鍛造アイアンが驚きの進化 上級者が求める「抜け」と「打感」。新『B-FORGED』2モデルを徹底試打
ブリヂストンスポーツは9月、軟鉄鍛造アイアン『B-FORGED 100CB』『B-FORGED 200CB+』の2機種を発売する。今作ではフェース、ソール、ミーリングが進化。洗練されたヘッドシェイプと軟鉄鍛造ならではの「快芯打感」が味わえるツアーアイアンが完成した。そこで常住充隆プロが同アイアンを徹底試打。2機種の比較を交えながら、性能の変化を検証した。

まずは動画で

『B-FORGED 100CB』を7番アイアンで試打

常住 前作『241CB』の後継にあたるモデルとのことですが、まず見た目は前作より小ぶりに見えて、非常にシャープな印象です。スクエアに構えやすく、操作性も高そうです。実際に打つと、打感は柔らかいのですが、打点部の肉厚が増した効果なのか、前作よりボールのつぶれ感、弾き感が増したと感じました。「パチッ」という感覚でしょうか。実際に初速も52.8としっかり出ています。それと、ソールの抜けが非常に良いです。前作の『ツアーコンタクトソール』も良かったのですが、今回はトゥとヒールバック方向にさらに削りを入れてあり、打ち込んでも、安定した抜けの良さを感じます。フェード気味に打ちましたが、飛距離はキャリーで166ヤード、スピン量は6090回転と申し分ありません。着地角も47.7度と、しっかり上から止められる球が打てました。操作性も高く、オフセットも抑えられているので、左に引っかける感じがしません。コースで打ちたくなりました。

『B-FORGED 200CB+』を7番アイアンで試打

常住 まず構えた感じは『100CB』より若干大きく感じます。オフセットも少しありますが、見た目がシャープなので、「飛び系」アイアンとは違う、いわゆる「ブリヂストン顔」のアイアンで構えやすいです。打感は『100CB』よりボールが潰れて弾く感じが強いですね。初速は55.1、着地角は48.5度と、初速、着地角ともに良い数字が出ました。このあたりは中空構造の影響が出ていて、球を上げにくいゴルファーには強い味方になると思います。また『200CB+』のソールですが、『100CB』とは滑り方の感触が違いました。払い打った時に驚くほどよく滑る。この機能はミスの許容範囲を広げ、多くのゴルファーが恩恵を受けると思います。飛距離はキャリーで175.7ヤードと、『100CB』より10ヤードほど飛びましたが、スピン量は6050回転とほぼ同じです。見た目のシャープさは『100CB』と同等ながら、楽に飛んで、高く上がるアイアンと言えるでしょう。  

どんなタイプのゴルファーに合うか

常住 『100CB』はシャープな顔でフェースが小さく、抜けの良いソール形状、操作性の高さから、打ち込むタイプのゴルファーに合うと思います。一方の『200CB+』は中空構造による飛距離性能、やや広めのラウンドソールから、払い打つタイプのゴルファーに合うのではないでしょうか。今回、両モデルともフェース面の粗さがアップし、PWにはミーリングも搭載しているので、スピン性能も上がっています。 [caption id="attachment_94382" align="alignnone" width="788"] 左 100CB 右 200CB+[/caption]

いいとこ取りの『コンボセッティング』も可能

今回の『200CB+』は4番、5番にタングステンが装着されているので、ロングアイアンでも球が上げやすくなっています。4番から7番のクラブは、両モデルのロフト差が1度、8番からPWまでは同一ロフト設計です。これによりグリーンを狙うショートアイアンは『100CB』、やさしく安定した距離を出すロング・ミドルアイアンは『200CB+』というように、クラブの特性を活かしたコンボセッティングもおすすめです。 ブリヂストンスポーツ https://jp.golf.bridgestone