日本プロゴルフ協会会員 陳清波氏が逝去

日本プロゴルフ協会会員 陳清波氏が逝去
日本プロゴルフ協会会員の陳清波氏が敗血症により2025年1月14日に逝去された。享年93歳。 葬儀は家族葬にて執り行われた。後日お別れの会を実施する予定。 陳清波氏は1931(昭和6)年10月1日、台湾北部の淡水生まれ。実家の裏にあった淡水GCで働き始める。1951年に日台国交の準備で来訪していた外務省スタッフから日本へ来ないかと声を掛けられたのが初来日のきっかけになる。1951年に川奈ホテルGC(静岡県)でゴルフを学ぶ。1959年に東京GC(埼玉県)所属となって活動の場を日本に移し、同年の日本オープンで初優勝を飾ったのを皮切りに多くのタイトルを獲得。1963年にPGA入会。自身のゴルフ理論をまとめた「近代ゴルフ」(1960年発行)は多くのゴルファーのバイブルとなり、「ダウンブロー」という言葉を日本に浸透させた。ワールドカップ台湾代表として11回出場。マスターズには1963年から6年連続で出場し、すべて予選通過している。1978年に帰化しており、日本名は清水泰行。 《主な戦歴》 レギュラー競技:通算12勝 ・日本オープン 1勝(1959) ・日本シリーズ 1勝(1964) ・関東オープン 1勝(1962) ・関東プロ  1勝(1964) 他 シニア競技 ・日本プロシニア  1勝(1981) ・関東プロシニア  3勝(1982,83,85) ・関東プログランド 3勝(1991,92,93) ・関東プロゴールド 2勝(1999,00) ・日本プログランド 2勝(1991,93) ・日本プロゴールド 4勝(1999,00,01,02) 他 《表彰》 2014年第3回日本プロゴルフ殿堂 レジェンド部門 殿堂入り 心よりご冥福をお祈りいたします。