- アイアンは得意なのにフェアウェイウッドだけチョロする
- ウッドは良いのにアイアンはダフっちゃう
- そもそも全番手同じスイングって言われるけどホント?
多くのゴルファーに共通するそんな悩みを解決してくれるユーティリティ
『UFO by POWER TORNADO(パワートルネード)』がキャスコより登場した。
試打経験豊富な「ソクラテス」こと永井延宏プロ(ソクラテス永井)が、アマチュアゴルファー代表のGEW大矢晃弘と共にその性能を検証する。
ドライバーとウエッジの間を『UFO』が全て解決!

多くのゴルファーとりわけ100切りを目指しているアベレージゴルファーにとって、好スコアを出せない原因の一つが2打目以降のショットの精度にある。
フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを打ち分ける技術が完全ではなく、いずれかのクラブでミスをしてしまうといった具合だ。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]どのクラブも打ち方は一つと言われますが、ドライバーからウエッジまでそれぞれのクラブの機能を考えると、実は全く違う打ち方が要求されています。[/surfing_voice]
キャスコはそこに注目。ドライバーとウエッジの間を全てカバーできるユーティリティがあれば、1つの打ち方で楽な上、スコアもまとまるのではないかと考えた。
『UFO by パワートルネード』はそんな発想によって登場したユーティリティだ。
『UFO』は7本のユーティリティでグリーンに止める!

『UFO』は、7本の番手で構成されている。
まずはフェアウェイウッドの領域をカバーする「Fゾーン」。このゾーンは、#33(ロフト角15度)と#44(ロフト角18度)の2番手をラインアップ。

その下を担うのが、ロングアイアンやユーティリティの領域をカバーする「Uゾーン」で、#55(ロフト角22度)と#66(ロフト角26度)の2番手をラインアップする。

そして最後は、ミドルアイアンやショートアイアンの領域をカバーする「Iゾーン」で、#77(ロフト角30度)、#88(ロフト角34度)、#99(ロフト角38度)の3番手をラインアップしている。
ドライバーとウエッジの間を全て『UFO』で揃えられるため、クラブセッティングで悩むこともなくスイングだけに集中できそうだ。
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]レッスンで色々な生徒さんに接する機会が多いですが、アベレージゴルファーやシニアゴルファーに多い切実な悩みが、アイアンが打てないということなんです。
原因の一つとして、アイアンのストロングロフト化も影響しており、それがクラブセッティングを難しくしています。
そんな中、まさしく『UFO by パワートルネード』は新しいセッティングの形を提唱していますし、#77、#88、#99はアイアンに取って代るユーティリティになると思います。[/surfing_voice]
『UFO』の秘密! 「ユニバーサルウィング」

ゴルファーが「易しい」と感じる性能は、フェアウェイウッドのように良くつかまり、アイアンのように狙ったところに落とせるということ。
そこでキャスコは試行錯誤の末、ボディ後方に「ユニバーサルウィング」というテクノロジーを搭載した。

[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]ユニバーサルウィングの断面図を見るとステンレスの塊になっており、ウェイトの役割を担っているのが分かります。ボディはもちろん空洞ですので、ウィングの部分に厚みがしっかり集まることで重心の深さが確保でき球が上がりやすく、大きな重心角の恩恵でつかまりやすい構造になっていることが分かります。[/surfing_voice]
ソクラテス永井も語るように、『UFO by パワートルネード』は重心角29.0度、重心深度32.0度を実現(#55の場合)。一般的なフェアウェイウッドやユーティリティに比べて重心角が大きく、重心深度の深いユーティリティになっている。
また、ウィングのソール側についた角度が空気抵抗を減少させ、スイングの軌道を安定させてくれることによって、こちらも一般的なフェアウェイウッドやユーティリティに比べて大きな慣性モーメント2910g・㎠(#55の場合)を実現。つかまりの良さも兼ね備えている。

クラブを横から見ると、ユニバーサルウィングとボディの段差によって作られた形状が、まるでUFOのように見えることから、このネーミングが誕生。
空高く真上から登場するUFOのように、高い弾道で上からグリーンを狙える点が特長だ。
150ヤード以内を#77、#88、#99で打ってみる
[surfing_voice icon="https://gew-web.com/wp-content/uploads/2017/05/photo_nagai.jpg" name="永井延宏プロ" type="l big" bg_color="eee" font_color="000" border_color="eee"]フェースの弾きが良く前へのベクトルを感じているのに、結果は非常に球が高く上がっています。良い意味で飛び過ぎていないので、距離を刻むクラブの代わりを担ってくれます。「アイアンをぶっ壊せ」というような感じのユーティリティですね。[/surfing_voice]

もちろんラフやフェアウェイバンカーからも楽に球が上がり、隣のホールに曲げた後の林越えのリカバリーショットも難なくできそう。『UFO』はアマチュアゴルファーを救う武器になりそうだ。
『UFO by パワートルネード』の価格・スペック

価格:1本 3万5000円(税抜)
シャフトフレックス:S、R
なおレディスモデルも発売中。詳しくは下記を参照のこと。
キャスコ『UFO by パワートルネード』特設サイト