若手IT社長ゴルフにハマる StockSun株式会社株本祐己社長

若手IT社長ゴルフにハマる StockSun株式会社株本祐己社長
今回のゲストはStockSun株式会社の株本祐己社長である。フリーランスの精鋭集団を率いて企業のWEBマーケティング支援を行う同社は、設立からまだ1年しか経っていない(2018年当時)若い会社だ。株本社長の年齢もまだ28歳と若く、将来が非常に楽しみだ。 この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2018年9月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。 月刊ゴルフ用品界についてはこちら

ゴルフは大人の世界

鹿島 ゴルフの初体験はいつですか? 株本 社会人になってからですね。働いていた会社の社長に誘われて打ちっぱなしに行きました。 鹿島 誘われてどうでした? 株本 大人の世界に足を踏み入れる感じでした。社長といけばお金も出して貰えるので(笑)、喜んで付いて行きました。 鹿島 ゴルフに対する憧れみたいなものがあった? 株本 あったのかも知れませんね。大学時代にいろんな遊びを経験したけど、ゴルフだけは未経験でしたので。 鹿島 初めてボールを打った感想は? 株本 めちゃくちゃ難しい、と思いました。私は早稲田大学のスポーツ科学部出身で、卓球の東京大会で優勝したこともあったので球技は得意だという自負がありました。しかし、ゴルフを始めたことで謙虚な気持ちになりました。

サラリーマン時代は悲惨なスコア

鹿島 デビュー時のスコアは? 株本 打ちすぎて途中から数えられなくなりました。その後のラウンドでも150以上叩くのは当たり前で、スコアは測定不能という悲惨な状態が何年も続きました。 鹿島 いつまで続いたのですか? 株本 起業するまでずっと。期間にすると4年間くらいですかね。 鹿島 よくめげずに続けましたね。 株本 とくにゴルフを断る理由もなかったので(笑)。学生時代の友人と年に3回くらいはラウンドしてました。

起業したことでゴルフの面白さを発見

鹿島 起業してからゴルフが上手くなったのですか? 株本 はい、起業したことによって先輩経営者からゴルフの練習やラウンドに誘われる回数が増えたので、一気に上達しました。 鹿島 レッスンも受けたのですか? 株本 先輩経営者と練習場に行くと、必ずレッスンプロがついて教えてくれました。しかもレッスン代はすべて先輩経営者が払ってくれました。 鹿島 至れり尽くせりですね。 株本 それで初めてゴルフの面白さが分かりました。正しいスイングが分かってメキメキ上達したのでスコアも良くなっていきました。 鹿島 ゴルフ熱は高まりましたか? 株本 かなり高まりましたね。ゴルフの誘いがあるとテンションが上がるようになりました(笑)

ゴルフで年収が2000万円アップ

鹿島 ゴルフは仕事面でもプラスになっていますか? 株本 はい、ゴルフ場の行き帰りの車内で先輩経営者の方々と話せるだけでも、私にとってはメリットです。 鹿島 具体的には? 株本 車内で様々な会話をする中で、私のビジネスに対するストイックな面や人間性が分かってもらえ、仕事に繋がることが多いのです。いま起業して一年くらいになるのですが、ゴルフの車内だけで年収2000万円相当の仕事を受注しました。 鹿島 それは凄い。ゴルフが仕事に繋がったという話はよく聞くけど、年収2000万アップした人は初めて。

稟議書を3つ飛ばせるのがゴルフ

株本 私のような若手起業家が普通に生活していたら、絶対に話せないような立派な経営者の方と長時間話せるのがゴルフの良い所です。どんな大社長でも一回ゴルフをやると「かぶちゃん」と親しく呼んでくれるようになります。 鹿島 それは私も実感するところです。ゴルフを始めたことで大企業のトップの方にプレゼン出来るチャンスが格段に増えました。 株本 稟議書を3つ飛ばすようなもんですよね。 鹿島 それは言い得て妙。他にゴルフをやるメリットは? 株本 早起きすること。ゴルフの日は嫌でも早起きしなければいけないので、1日が長く感じて得した気持ちになります。 鹿島 早起きは2000万の徳?(笑) 株本 そうなりますね。実際、早起きした時の清々しい気持ちが好きなんです。

ラウンド前は自宅マンションのゴルフレンジで練習

鹿島 今後もゴルフとは濃厚な関係になりそうですね。 株本 はい、色々な方とラウンドさせて頂き勉強したいです。それから、もう少し上手くなりたいですね。 鹿島 スコアで言うとどれくらい? 株本 今の目標は100切りです。常に100以下のスコアで回れるようになりたいです。 鹿島 やっぱり最初の目標は100切りですよね。 株本 ラウンド前日はマンションにあるゴルフレンジで練習するのですが、100切りの壁はまだまだ厚いです。 鹿島 マンションにゴルフレンジがあるとは羨ましい。しっかり練習して100切り頑張って下さい。

私のNEWギア速報

今回のゲストである株本さんは、初めて就職した会社の社長から譲り受けたクラブセットを今でも大事に愛用しているという。 譲り受けたギアに対して特に不満はなかったのだが、大人の事情でユーティリティを購入したという。 「とんねるずの時計を買うシリーズみたいなノリで『株本、ユーティリティを買う』みたいな雰囲気になったので、空気を読んで購入しました」と、株本さんは笑みを浮かべる。 なぜVG3にしたのか尋ねると「正直、道具の違いが分かるほど上手くないのでなんでも良かったのです。なので、みんなが納得するくらいの値段のクラブを購入しました。安すぎるの買ってもケチと言われるし」という返事が返ってきた。 意図せず購入したタイトリストVG3 ユーティリティ#4(2016年モデル)は100切りを目指す株本さんにとって強力な武器となることだろう。 ■プロフィール 鹿島永悟(EIGO KASHIMA) WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 株本祐己(YUKI KABUMOTO) 1990年、ドイツ・ハンブルク出身。桐朋高校、早稲田大学卒業。大学在学中に当時社員5人程のWEBベンチャー企業に入社し、新規事業のフランチャイズ系WEBメディアを立ち上げる。その後、大手の総合系コンサルティングファームにて大手金融企業を顧客としたIT系、会計系のプロジェクトを経て、2017年7月にStockSun株式会社を創業。ベストスコア104。