今回のゲストはソフトコミュニケーションズ株式会社の秋葉薫社長である。ホームページ・パンフレット等の販促物の制作を通じてマーケティング支援を行う同社は、大手企業を中心に様々な業種の販促活動を支援している。クリエイティブな会社を率いる秋葉社長とゴルフとの関係性を伺った。
この記事は弊誌月刊ゴルフ用品界(GEW)2019年2月号に掲載した記事をWeb用にアップしたものです。なお、記事内容は本誌掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。
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社長ならゴルフをやっておくべき
鹿島 ゴルフはどのようなご縁で始めたのですか?
秋葉 起業して三年目くらいの時に、いつもお世話になっている取引先の社長からお誘い頂いて始めました。
鹿島 その時は、どんなシチュエーションでしたか?
秋葉 会食の席で「社長ならゴルフをやっておくべき」と言う話になり、その方のメンバーコースへ行くことになったのです。
鹿島 当時のゴルフに対する印象はどうでした?
秋葉 私は小さい頃からバスケをやっていたこともあり、道具を使うスポーツよりも自分の肉体を使うスポーツの方が好きだと思っていました。それと、ゴルフはお金がかかるというイメージがありました。
新品のクラブを全部揃えると、それなりの金額になりますよね。ですから初めは近所のゴルフパートナーで中古のアイアンとパターだけ買いました。それを持って近所の練習場で一回だけ練習してラウンドデビューしたのです。
鹿島 電撃デビューですね。
秋葉 会食の席でゴルフの日程が決まったのですけど、それが1ヶ月後だったんです。なので、最低限必要なアイアンセットとパターと靴とウェアを買い揃えたのです。キャディバッグも買いました。
鹿島 ドライバーは買わなかったのですか?
秋葉 はい。デビューまで期間が短かったので、ドライバーは諦めました(苦笑)
富士山に向かってナイスショット
鹿島 それでデビュー戦はいかがでしたか?
秋葉 河口湖カントリークラブで雲ひとつない晴天でした。それでティーショットを3番アイアンで打ったら凄くいい球が出たのですよ。真っ直ぐ富士山に向かって飛んでいったボールは、200ヤードくらい先のフェアウェイに着弾しました。
鹿島 人生初ショットがナイスショットだったのですね!
秋葉 ただし、セカンドからはダフリ、チョロ、トップの連続でした。ずっと下を見ていたので富士山を見たのは最初だけ。
鹿島 それはシビアなデビュー戦でしたね。
秋葉 そうですね。バンカーが多くグリーンもけっこう難しいコースなので大変でしたね。大変過ぎて、途中どうやって回ったのか覚えてないです。ちゃんと覚えているのは綺麗な富士山とティーショットだけ(笑)
鹿島 辛い記憶は脳の防衛反応で消滅すると言いますからね(笑)
秋葉 ゴルフは本当に精神的にキツいスポーツだと思います。
河口湖CCをきっかけに恒例化
鹿島 デビュー戦の後はゴルフとどのように向き合っていったのですか?
秋葉 デビュー戦に誘って頂いた社長から、これを恒例行事にしようと言って頂いて、ゴルフを続けることになりました。恒例行事は今でも続いていて、毎月一緒に回らせて頂いてます。
鹿島 素晴らしいご縁ですね。10年くらい続いているということですが、そこから、どのような経緯でゴルフが上達したのですか?
秋葉 最初は特に向上心もなく、迷惑がかからないくらいのスコア(100切れるくらい)で回れればいいなと思っていましたが、5年くらい前に恒例行事とは別のお誘いがあって、ある偉い社長さんと回る機会があり、そこから意識が変わりました。
鹿島 興味深いですね。詳しく教えて下さい。
秋葉 偉い社長と回った時にもう一人一緒に回った人がいて、その方はゴルフが非常に上手で、偉い社長と楽しそうに会話しながら回っていたのですよ。その一方で私は、自分のゴルフに精一杯で、ゆっくり会話をしている余裕がなかったのです。その時に、もっとゴルフの腕を磨こうと強く決心しました。
鹿島 決心してどんな練習を?
秋葉 まず不定期に行っていた練習を、週に一回必ず行くというルーチンに変えました。練習方法も自己流では限界があると思いレッスンに通い始めました。
鹿島 ゴルフレッスンを生活のルーチンに取り入れたのですね。
秋葉 決めた以上は中途半端にやるのではなく、しっかりとやりたかったので徹底しました。
鹿島 それでスコアにも変化が?
秋葉 球筋が劇的に変わって、安定的に85前後で回れるようになりました。
鹿島 羨ましい!コンスタントに80台で回れるようになるのが私の目標です。そのレベルに到達するのにどれくらい時間がかかりましたか?
秋葉 レッスンに通い始めてから3年くらいはかかりましたね。スイングを変えたので、最初は苦労しましたよ。
鹿島 継続は力なりですね。
理想のスコアは70台後半
秋葉 理想をいうと、もう少し上手くなりたいのですけどね。アベレージで70台後半、調子が悪くても80台前半で回れるのが理想です。毎回パープレイとかで回っちゃうと仕事やってない感じがするので(笑)、70台後半くらいが丁度いいんです。
鹿島 まだまだ上を目指しているのですね。
秋葉 そうですね。やっぱり70台で回っているのが上手い人だと思います。
鹿島 ゴルフ上達のきっかけとなった偉い社長は70台で回る実力だったのですか?
秋葉 70台で回るレベルでした。それで上手くなろうと目標を立てたので地道に頑張ってます。
鹿島 努力は裏切らないですね。私も秋葉さんを見習って練習を頑張りたいと思います。本日はありがとうございました。
■私のNEWギア速報

今回ご登場いただいた秋葉さんが最近購入したギアは5番ウッドとユーティリティ2本。色々と試打した結果、テーラーメイドのM4を選んだとのこと。
「ユーティリティのシャフトはM4純正のスチールシャフトにしました。アイアンからの繋がりが良くなったのでミスショットの確率が減ったと思います。それでも手で振っちゃうとフックが強くなるので気をつけてます」と 秋葉さん。
以前使っていたユーティリティに比べて、M4レスキューは球がつかまりすぎない所が気にいっているのだという。
ウッドについても「5番ウッドがだいぶ慣れてきたので、次はM4の3番ウッドを購入しようと思ってます」とポジティブな発言を聞くことができた。
■プロフィール
鹿島永悟(EIGO KASHIMA)
WEBディレクションジャパン代表取締役。東証一部上場企業から弁護士法人に宗教法人まで幅広いクライアントを持つインターネット集客の専門家。2017年10月より、クラウド顧問コンサルティングにてインターネット戦略の顧問として参画。ゴルフは2017年2月19日にデビュー。ベストスコア101と目下奮闘中。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。
秋葉 薫(KAORU AKIBA)
1973年 山形県東村山郡生まれ。ソフトコミュニケーション株式会社 代表取締役。明治学院大学法学部政治学科卒業。20代の頃は役者としての修行を積む。29歳からコンサルティング会社に勤務し、その後ソフトコミュニケーションを設立。趣味はゴルフと料理。好きな言葉は、困った時はお互いさま。ベストスコア78。