ジュニアのゴルフレッスンで大好評の「ゴルフダンス」
ゴルファーの皆さん、ゴルフの練習前やラウンド前にストレッチはしていますか?
パフォーマンス向上だけではなく怪我の予防にもなるので、スタート前のストレッチはオススメです。でも、個人が黙々とやる普通の準備運動では味気ない‥。特にジュニアのレッスンでは、〝楽しい!〟と感じてもらうことが、ゴルフを続けてもらう重要な要素になります。
そこで「ガールズゴルフジャパン」は『ゴルフダンス』を提唱中。特別に、ガールズゴルフの佐竹先生がゴルフダンスのワンポイントレッスンをしてくれたので、早速見てみましょう!
「ガールズゴルフジャパン」とは?
米LPGAとUSGAが連携して構築した公式プログラムが「ガールズゴルフ」。これは世界270カ所、通算40万人が受講しているという人気プログラムで、看板や装飾物をポップな色使いでキメて自由に踊ったりと、従来のレッスンとは一線を画した内容になっています。
ゴルフの向上はもちろん、女性が成長するためのライフスキルを学ぶという考えが根底にあるとか。
その「ガールズゴルフ」を日本で展開するのが「ガールズゴルフジャパン」。イベントへの参加対象者は7~17歳の女の子で、参加者の兄弟や友人であれば男の子も参加できるそう。
発起人は、ヨッシー小山さんこと小山佳恵ディレクター。
小山さんは米LPGAのA級ティーチングプロであり、Vision54のトレーニングを受けたメンタルコーチとして、笠りつ子プロや藤本麻子プロなどのツアープロや、トップアマにもメンタルアドバイスを行っています。
2016年には米LPGAの 国際部門ジュニアリーダー・オブ・ザ・イヤーを日本人で初めて受賞した女性です。
『ゴルフダンス』が気になる!
「ガールズゴルフ」を日本流にアレンジするため、小山ディレクターがイメージしたのは、元気で明るい、誰かを応援して自分が輝くという〝チアの世界観〟。早速チアリーダーの佐竹美帆さんに声を掛けたそうです。
現在「ガールズゴルフジャパン」で運営マネージャーを務める佐竹さんは、NFLの名門サンフランシスコ49ersのチアリーダー『ゴールドラッシュ』に、史上5人目の日本人として選出。
さらに延べ15万人を動員する人気イベント、5色のカラーパウダーを身体に浴びながら走る『Color Me Rad』の運営にも参画するアクティブな女性です。
〝子供たちが楽しくライフスキルを学び、ゴルフに触れてもらうには〟と、小山さんと佐竹さんが一緒に考案したのが『ゴルフダンス』なのでした。
このダンス、既に「ガールズゴルフ」のイベントに導入され、子供たちも大喜びなんだとか。女の子より男の子の方がノリノリに踊っているとの話。
大人もコンペ前に、クール&ザ・ギャングスのディスコソング「セレブレイション!」に合わせて皆で『ゴルフダンス』したら、盛り上がること間違いなしですッ!
楽しいが一番!「ガールズゴルフジャパン」のイベントに行ってみよう!
ガールズゴルフジャパンは、2012年世界アマ1位の片平光紀さんのデモンストレーションや、アクロヨガジャパン代表の西浦莉沙さんを招いた親子で楽しめる「ゴルフ×ヨガ」ストレッチのイベントも開催。
いずれのイベントもゴルフレッスンの時間は全体の3割ほどだが、各種スポーツのラケットでリフティングしてスイートスポットの感覚を覚えたり、「優勝賞金3000万円のガールズゴルフカップ優勝会見」を仮想して、スポーツキャスターのインタビューを受ける! なんてイベント企画も。
実はこれ、大勢の人の前で子供たちが自己主張する場を想定したもの。ゴルフの技術だけではなく、子供たちが楽しみ、様々なライフスキルを学べるプログラムになっています。
小山ディレクターはこう話します。
「私は参加者全員をプロゴルファーにしたいとは思っていません。彼女たちを〝ゴルフやりたい〟にもっていくアイディアは沢山あって、楽しみながら学び、世界を広げていけば、ゴルフが廃れる要素はありません」
楽しむことに注力する「ガールズゴルフ」。次回イベントについては
「ガールズゴルフ」HPをチェック!また、来年には関東と関西でアカデミーを立ち上げる計画もあり、「ガールズゴルフ」の活動から目が離せませんね。
(撮影協力:ドゥワンゴルフアカデミー)