ドライバー価格は8万4000円、FW4万2000円、UT3万6750円、アイアン9万4500円(5本)~。
初年度の目標は84億円(国内67億、海外17億)に設定。前作は66億円の実績だったが、新モデルは2割増と強気に出た。
その決意の表れが『ファイズ』単独でのブランド訴求で、新商品から「ツアーステージ」の冠が外れた。同社によると、
「当初は、ブランド認知力を上げるため、ツアーステージの傘の下で立ち上げました。しかし、僅か3ヶ月で『ファイズ』の認知度が40%を超え、ツアーステージ=アスリートの世界観とは違う形で独立させる必要があったのです」(ブランドコミュニケーション嶋崎平人執行役員)
『PHYZ』は、ゴルフの本質を知っていて、ゴルフの深さと心地よさに魅入られ、ゴルフのある人生を前向きに愉しむ「大人のゴルファー」のために創造されたブランド。ゆえに対象ゴルファーは50~60代のコア層で、『ゼクシオ』の対抗商品として投入した経緯がある。
ある調査機関の資料によると、年間40回以上ラウンドをこなす日本の50歳以上のゴルファー人口は6割超を占めているとか。また、国民の個人資産が100兆円をはじめて突破し、うち44%が60歳以上を占め、この年代の消費は増加傾向にあるという。ここをターゲットにしたのがズバリ『PHYZ』である。
なお、動画ニュースでは9月3日に開催された記者発表のもようを収録。また、BS動画クラブでは、
倉本昌弘、湯原信光、羽川豊トークショー及び
福岡杉夫社長へ独占インタビューを行っている。