最強コラボにファン感激!

最強コラボにファン感激!
注目の商品と人物のコラボだけあって、多数のファンが殺到、店内は通勤ラッシュを彷彿させる喧騒ぶり。ゴルフ界の"クール&ビューティ"も、この盛り上がりに興奮を隠せない様子だった。 『ゼクシオ エイト』を事前予約した購入者(各店30名、計60名)へ森田プロが直接、商品と色紙を渡すなどのサービスでファンの笑顔も弾けた。 この状況を見るにつけ、国内最強という実力はあるものの、『ゼクシオ』は、"持っている"と感じざるを得ない。歴代の『ゼクシオ』は、1代目や3代目など奇数モデルの販売実績が高い。そういった過去があるだけに、偶数の「8」にやや不安を抱く関係者がいたのだ。 しかし、それを払拭するだけの材料が次から次へと舞い込んできた。記憶に新しいところでは、今季の賞金女王レース。同社看板プロの森田理香子、横峯さくらが最終戦まで激しく競い合い、僅差で森田が栄冠を手にした。この模様は連日ニュースでも報道されたが、両プロのキャップには『XXIO 8』の文字――。新製品への関心を高める演出効果は抜群だったといえるだろう。 これに加えて、カラーカスタム(2013年12月21日発売)の投入も見逃せない。今回、『ゼクシオ エイト』は「レッド」と「イエロー」の2色展開となるが、ヘッド・シャフト・グリップといった全てのパーツでカラーコーディネイトを施している。特に、ヘッドは光にかざすと味わい深い色合いが楽しめるように塗装技術にも工夫を凝らした。ゴルファーの所有感を満足させるコスメティックデザインがディーラー間で話題となり、 「予想以上のオーダーが入っています」(ダンロップスポーツ) 全社を挙げて、高まるニーズにフル稼働で対応している。カラーカスタムを本格展開するタイミングについても、 「『ゼクシオ』の市場での立ち位置を考えると、一年前でも一年後でもダメ。流行語じゃないですが、"今でしょ!"」――。ピタッとハマったと流通関係者は見ているのだ。 番外編だが、現在同社が注力し売上を伸ばす中国でも、「8」は数字の中でも縁起がよく中国人が最も好む数字ということで、さる現地の販売関係者は、 「これだけでセールストークが立つ」 と大きな期待を寄せている。海外でも、"持っている"ぶりを発揮しそうだ。 ただ、運も実力のうち。やはり道具として使って"よかった"という実感がなければ運も呼び込めない。 その実力についてだが、クラブのカリスマコーディネイターと呼ばれるゴルフショップ マジックの鹿又芳典氏は、『ゼクシオ エイト』について、 「ゴルファーのボリュームゾーン、ヘッドスピード40m/s前後の対象者にとって、救世主になるでしょう」 と市場活性化に大きな一石を投じるニューモデルと分析、その根拠を次のように語る。 「ドライバーの重量が300gから徐々に下がり、今は270g台に入ってきました。軽さはスイングスピードを上げるために大切な要素ですが、その一方、軽い分、インパクトでの当たり負けや振り遅れというデメリットが生じるケースも多々あります。それが結果として、飛距離や方向性へマイナスに左右してしまう。 しかし、『ゼクシオ エイト』(Rフレックスで272g)には、そういったマイナス要素がありません。長さ(45.5インチ)やシャフトに工夫(重心設計など)を凝らすことで、クラブの操作性を飛躍的に高めた。それがミート率の向上につながるので、結果的にボールがつかまり飛距離も伸びるというわけです」 スイングスピードが速くなっても操作性がいいから芯で捉えやすい。プロのような"快芯"のショットが打てる可能性を限りなく秘めていることが、救世主と位置づける所以なのだろう。ゴルファーなら誰しもが関心を寄せてしまいそうだ。 森田プロも『ゼクシオ エイト』について、 「とてもやさしいので、老若男女どなたにも薦めたいモデルですよ」 と実力を試した上で、セールスウーマンの役目もしっかりとこなす一幕も...。 賞金女王と国内最強クラブのコラボ、実力に運もつけた『ゼクシオ エイト』――。盤石の体制で本日発売を迎える。