同社の谷本俊雄社長とビートたけしとの出会いは、BSのテレビ番組がきっかけだったという。ゴルフ好きのビートたけしが、「どんな汚い手を使ってでもいいから、飛ばしたい」という思いを谷本社長が実現。第1号となった高反発ドライバー「飛ぶワトソン」は、BSフジ「たけしの等々力ベース」で2012年に発売。番組告知直後に完売したという伝説のドライバーなのだ。
また、昨年の12月に、ビートたけしがテレビ番組の収録でトム・ワトソンとペブルビーチでラウンドした際にも使用し、あのレジェンドを驚かせたという逸品でもある。
そして、今年3月に200本限定で販売が決定している「飛ぶワトソン・ビヨンド」(2012年に自身が監督を務めた映画であるアウトレイジ・ビヨンドから命名)は、さらに改良を重ねた高反発ドライバーで、自身も290ヤードのビッグドライブを実証してみせたという。
今回のイメージキャラクターの起用について同社の谷本社長は次のように語っている。
「以前からリョーマゴルフのイメージキャラクターはたけしさんしかいないと思っていた。リョーマゴルフにとっては、タイガー・ウッズよりもたけしさんの方が影響力は強いと思っています」――。
3月下旬からスタートするプロモーションのキャッチフレーズは、『反撃だ!』というもので、ゴルファー自身があきらめていた自分の自信を取り戻すための意味があるという。また、4月には、ビートたけしの顔を使用した広告で首都高をジャクする仰天プランを明かした。
最後に、トークセッションも終わりに近づいたころ、ビートたけしは、
「将来の夢は、リョーマにはもっと大きくなってもらって、ボブ・ホープ(現在のヒューマナ・チャレンジ)みたいな大会を男子プロのトーナメントでやりたい。今、日本の男子プロの試合数は減っているし、盛り上がってないからな。いつかは、『キタノクラシック』を実現させたい」
と野望を語っている。
なお、3月下旬から「飛ぶワトソン・ビヨンド」と同じ性能だが、デザインが異なる高反発ドライバー『D‐1 MAXIMA スペシャルチューニング』を発売する予定。さらに、ユーティリティ、パター、レフティドライバー(ルール適合)も同時に発売する。因みに、昨年4月に発売された『D‐1 MAXIMA』は(一部スペックは3月)、8・5ヶ月で約2万本を販売したとのこと。
おやじゴルファー代表として、67歳のビートたけしが、290ヤード飛ばすクラブは、飛距離をあきらめかけていたゴルファーにとってまさに夢のようなクラブといえる。
なお、動画は当日の発表会の模様を収録したもの。続きは3月18日より公開されるリョーマゴルフ
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