「竹林氏お別れ会」に多くの業界関係者が来臨

「竹林氏お別れ会」に多くの業界関係者が来臨
竹林氏が一貫してこだわってきた設計コンセプトは、力学的な機能の追求だった。現在では当たり前になった重心に関する設計理論を世界基準にまで普及させただけでなく、ヘッド素材の変遷、長尺シャフトの有利性など、時代を先取りして進化の方向性を示したのも大きな功績だろう。   「私たちは故人の高い意思を受け継ぎ、ゴルフ界に貢献できる企業を目指して努力する所存です。胸に去来する思い出は尽きませんが、ここに、故人が生前皆様から賜りました数々のご厚情、ご厚誼に対しまして、謹んで御礼申し上げます」(お別れの会委員長・同社代表取締役社長 廣田文雄氏)   お別れ会では、故人を偲ぶ多くの関係者たちが竹林氏の早逝を惜しんでいた。謹んでお悔やみを申し上げます。   【竹林氏略歴】 1949年 東京吉祥寺生まれ 1973年 成蹊大学を卒業後、横尾製作所に入社 1981年 有限会社フォーティーンを群馬県藤岡市に設立、代表取締役に就任 1985年 本社を群馬県高崎市へ移転 1990年 東京事務所を開設 1993年 本社を群馬県吉井町へ移転 1995年 株式会社フォーティーンに社名変更 2004年 大阪営業所を開設 2008年 同社顧問に就任   【主なタイトル】 1975年 香港オープンベストアマ獲得 1977年 日本オープンベストアマ獲得 1978年 東海クラシックベストアマ獲得   【主な団体、公職歴】 1986年 PGA用具審査委員会 技術顧問 2001年~ PGA・LPGAゴルフクラブ 知識顧問 2003年 JGA男子ナショナルチーム委員