レフティーにも『NEW egg IRON』
圧倒的な飛距離を追求する「egg」ブランドで、左用のクラブを発売するのは初めてのこと。
「実は、左用クラブは07年ぶりとなります。試打会などでは、イメージとして3~5%の方がレフティー。その方々に対応するため、しかしながら他社と競合しない商品ということで、『egg』ブランドでの採用を決めました」(同社)
『NEW egg IRON』は、偏肉フェースの採用とキャビティー内に溝(パワーグルーブ)を施すことで、インパクトでの反発力をアップさせボール初速を向上させている。また、ヘッドはソール幅を狭く、フェース高を高くすることでアイアンらしい顔つきにデザイン。振り抜き、狙いやすさを追求している。
さらに、ソールバックに装着したタングステンの重量物は、低・深重心効果を強めて高弾道を実現したほか、厚いインパクトを迎えるためにボール初速が向上しているという。
シャフトは日本シャフトと共同開発したスチールを思わせるカーボンシャフト。先端剛性を低め、ボールの打ち出し角度を増加させている。
さらに、左用として同日発売するのがパター『シルバーブレードFF』。その最大の特長は、動きを感じさせるヘッド形状。同社によると一般的に、パターの悩みは、「入れよう」、「入れたい」という気持ちが"手を動かないようにする"という心理的な要素が大きいという。それを解消したのが『シルバーブレードFF』で、パターの動きを取り入れた「動態設計」という概念からデザインされているという。
それは「フローフォルム(流動形状)」というもので、自然にテイクバックして、スムーズにストロークできるデザインにしたという。さらに、フェース面に施したグラデーションミーリングが、オフセンターヒット時に、センターヒットと同じ転がり得られ、距離感が安定したという。もちろん、「シルバーブレード」シリーズの特長である、ステンレスボディとアルミブレードの比重差を利用した深重心設計によって、転がりの良いパッティングを実現したという。
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