ミズノ契約、手嶋多一が7年ぶりの優勝
初日は5位タイ、2日目に4アンダーで3位タイにジャンプアップすると、3日目は3アンダーで首位に。最終日は4バーディー3ボギーの71で首位を守りきり、7年ぶり通算7勝目の語呂の良い勝利となった。
その勝利を支えたのが、契約先であるミズノのクラブ。手嶋は次のようにコメントしている。
「コースレート77.4という超難関コースでしたが、信頼するミズノのクラブと二人三脚で2001年以来となる2度目のメジャータイトルを手にすることができて本当に嬉しいです。若手の台頭が目立つツアーの中で、我々ベテラン勢も『まだまだやれる!』というところをお見せすることが出来ました。翌年からの5年シードを獲得できましたので大会連覇はもちろん、さらなるビッグタイトルを目指して頑張りたいと思います。これからも応援のほどよろしくお願いします」――。
文字通り二人三脚の関係といえる。同社のプロ契約は基本的には短期的なモノではなく「ゆりかごから墓場まで」と、長期にわたりプロをサポートしている。そのプロ戦略が奏功した例で、だから「信頼するミズノのクラブで」という台詞にも頷ける。
その信頼する使用クラブは以下の通り。
■ドライバー:MPクラフト513(9.5度)
■FW:ホットメタル F135(3W、13.5度)、ワールドマスター(18.5度)
■アイアン:MP54(#4~9、PW)
■ウエッジ:MP-T11(54度、60度)