「ルコック」「C&B」14SSのシーズン業況を発表

「ルコック」「C&B」14SSのシーズン業況を発表
まずは「ルコック ゴルフ」のシーズン業況だが、14SSは前年同期比101%を記録。天候要因もあり、春物は厳しかったものの、夏物の動き出しが早く、メンズ、レディスとも前年並みに推移。15SSの強化ポイントとして、①ホワイトラインの機能性再強化、②ボトムスの再強化、③新機能搭載レインウエアの展開、④アジア向け商材の拡大とプレゼンスの再強化、という4つを挙げ、店頭売上計画を前年比105%で計画すると発表した。 特にボトムスの再強化として、カジュアルパンツとの差別化をキーワードに、30%以上の伸縮性と90%以上の回復力を持つ動きやすさを追求した快適ボトムス。ボールの出し入れ、パッティングなどのゴルフシーンを想定した便利機能を搭載したオリジナルパンツ。ニッカポッカーズを現代版にリメイクした「Play Walker Classic」も新たに提案した。 続いて「C&B」の14SSシーズン業況は、前年同期比106%を記録。同シーズンからの打ち出しである「IVYテイスト」の半袖シャツ、ニットベスト、ミドラー類が好調に推移。15SSに関しては、前年比127%という強気の数字を挙げ、その強化ポイントとして、①付加価値向上による単品力強化、②話題性のある商品提案、③店頭販促支援の強化を列挙。加えて、展開店舗数を現250店舗から、150店舗増の400店舗(15SS時点)ほどに拡充すると発表した。 ちなみに、同ブランドのシーズンテーマは「サンディエゴ」で、過ごしやすい気候、自然、大都市としての利便性を兼ね備える米国西海岸のサンディエゴをイメージ。サンレッド、マリンブルー、サニーイエローをメインカラーに、アメリカントラッド、IVYテイストを取り入れたコレクションを発表。特に、14年シーズンに続き、『reyn spooner(レイン・スプーナー)』とのコラボレーションを継続。アロハ柄と連動したポロシャツ、キャディバッグなど8型を新たに投入する。 そして、エキップメントンのシーズン業況はというと、前年同期比102%を記録。市場全体は厳しかったものの、キャディバッグ(メンズ、レディス)が売り上げを牽引したという。15SSSは、①新規キャディバッグ、②レディス商材の強化、③アクセサリー商材の強化をポイントとして掲げ、前年比103%で計画することを発表した。