BSG赤ヘッドで8シリーズ投入、初のCLも
ドライバーの特長は、真っ赤なクラウンボディに搭載した同社独自のテクノロジー「POWER SLIT」とソール部の新構造「POWER RIB」に集約される。これにより高打出しと、『J715』シリーズで培った「POWER MILLING」による低スピン効果により、かつてない爆発的な飛びを追求したとか。『J715』は操作性重視、新製品の『J815』はオートマチックにクラブを振りぬきたいゴルファー向けといえそうだ。また、シャフトは米PGAツアーで話題の「KURO KAGE」をカスタムでいち早く採用。価格は1本6万8000円~。
BSG初のレディスモデル『BRIDGESTONE GOLF J615 CL』シリーズも同時発売。フルラインアップ展開で、スコアアップをめざす女性が、やさしく、気持ちよく飛ばせる専用設計という触れ込みだ。
「CL(=Concept Lady)」は、2003年に産声をあげ、女性ゴルファーの打撃データを基に設計。『J615 CL』シリーズの企画・開発にあたっては、女性ゴルファーのプレースタイル調査を行っている。クラブ商品企画ユニット鎭目さとのさんに話を聞いてみた。
「調査の結果、36%の女性がFWを苦手としていることが分かりました。スコアアップの鍵はフェアウェイウッド。そこで、女性がやさしく飛ばすために『J615 CL SKY FAIRWAY WOOD』(ロフト角18°)をラインアップしました。素材は敢えてフルチタンに拘っています」
フルチタン化により設計自由度を拡大させ、低・深重心設計による球の上がりやすさと飛距離性能を追求。そのため価格は1本5万円とFW単品では高額レンジに入るが、小売関係者からは意欲作として注目されている。雑誌等の広告展開も『スカイフェアウェイ』を全面に押し出す方針で、女性ゴルファー全体の底上げも行っていく。
価格は、ドライバーが6万5000円、スカイフェアウェイウッド5万円、フェアウェイウッド(#3、4、5、7、9)が各1本3万2000円、ユーティリティ(H3、4、5、6、7)各1本2万8000円、アイアン5本セット(#7~9、PW、SW)9万5000円、単品(#5、6、AW)各1本1万9000円。
これ以外にも『PHYZ』ボール、B330シリーズに新カラーが追加されるなど続々。
なお、動画ニュースでは、1月19日に開催された新製品受注会のもようを収録した。
登壇者:ブリヂストンスポーツクラブ商品企画ユニット小島和美課長、鎭目さとのさん、ボール企画部田山俊介氏