ニコン、レーザー距離計『COOLSHOT』ニューモデル2機種

レーザー距離計市場を牽引するニコンイメージングジャパンはこのたび、ゴルフでの使用に最適な『COOLSHOT 40i』と『COOLSHOT 40』の2機種を発売した。
まずは、直線距離専用モデル『COOLSHOT 40』の製品特徴を紹介する。最近では、アマチュアゴルファーのみならずプロの試合においても、ローカルルールで定められていれば、直線距離専用の距離測定機を使用することが可能になった。
GPS距離計においても、グリーンまでの直線距離のみを表示するモデルはあるが、競技者の多くはより精度の高いレーザー距離計を好むケースが多く、それは、1ヤードの誤差がスコアを左右するといっても過言ではないほど、プロや上級者の試合における残り距離のジャッジが重要になるからだ。
同製品は洗練された軽量・コンパクトボディーにハイクラスの光学性能を凝縮。携帯性に優れ、握りやすさを追求したモデルで、目標物までの距離を容易に測定できる連続測定機能を搭載。ピンフラッグなどの小さなターゲットも手ブレを気にせず測定することが可能。
一方、『COOLSHOT 40i』の大きな特徴は、目標物までの直線距離、水平距離測定の従来機能に加え、「ID Technology」の搭載により、高低差をふまえた打つべき距離の目安である加減算距離も測定・表示することが可能なこと。距離感のつかみにくい打ち上げや打ちおろしのロケーションにおいても、正確な残り距離を測定し、クラブ選択をサポートしてくれるだろう。
もちろん、どちらの機種にも、
①ピンを狙いやすくした「近距離優先アルゴリズム」
②手ブレの影響を軽減する連続 測定機能
③速い測距レスポンスを可能にする「HYPER READ」
④高い測距性能
⑤安全性を重視した赤外線レーザーを使用
⑥雨天時も安心な生活防水構造
といったように、常に使いやすさを求め進化を続けた機能が満載。また、ボディー素材をこれまでのラバー素材から、プラスチック素材に改良。さらなる軽量化を実現したことも見逃せないポイントだろう。
そして、特に注目したいのは、③と④の機能。③に関していえば、ニコン独自の測距アルゴリズムの搭載により、目標物までの距離に関わらず一定して速いレスポンスで測定結果を表示することが可能。両機種ともに約0・5秒で測定結果を表示してくれる。④に関しては、8~650yds.(7・5m~590m)までの直線距離が測定でき、0・5yd.または0・5m刻みでの表示が可能となっている。
問い合わせはニコンイメージングジャパンへ、0570~02~8000。