三浦技研初の鋳造ウエッジを発売

三浦技研初の鋳造ウエッジを発売
三浦技研は7月10日、同社初となる鋳造のウエッジ『パッシングポイント・ネオPP-W01』を発売する。軟鉄鍛造を追求してきた企業が、初の鋳造製法に挑戦するのだ。 軟鉄鍛造製法ではできなかった機能・形状をSUS精密鋳造で実現。三浦独特の本格的な顔でありながら、最大幅30mmのワイドソールと、Wソール形状が特長。ソールがスイングを導いてくれるようなイメージを表現しながら、誰にでも簡単にバンカーショットやアプローチができるウエッジを実現したという。 また、バックフェースはアンダーカットキャビティ形状で、打点のバラツキによるミスの許容範囲を抑制。飛距離の誤差を最小限に抑えているとか。また、SUS特有の打感の硬さも、先の構造によって感じにくくなり、打感とショットの結果がマッチするという。 もちろん、機能特化型のウエッジだからといって、三浦独自のアドレスの存在感は犠牲にせず、さらに、フェースのCNC彫刻によるスコアラインや、PP-W01マーキング・レーザー彫刻で、SUS鋳造とは思えないスピン性能も実現していると自信を漲らせている。 ロフト設定は50度と56度の2タイプ。クラブ参考価格は2万7000円からとなっている。 問い合わせは三浦技研へ、0790~26~0773。