今度の『オノフ赤』は、さらに「飛ぶ」!

今度の『オノフ赤』は、さらに「飛ぶ」!
グローブライドは3月3日、上質な大人のゴルフを提案する「オノフ」ブランドより、2016年モデルの『オノフ赤シリーズ』をフルモデルチェンジで発売する。 今回の赤シリーズは、ヘッドのたわみを活かして飛ばす新機能「パワートレンチ」を搭載。さらに、DAIWAのカーボンテクノロジーを惜しみなく注ぎ込んだこだわりの専用シャフトを採用したことで、前作を上回るやさしさと飛距離性能を実現したという。いわば、オノフ赤シリーズの開発コンセプトである「やさしさ」はそのままに「飛び」がさらに進化を遂げたというワケ。それでは以下より、シリーズを紹介していく。 『ONOFF DRIVER AKA』は、先述したパワートレンチに加え、高弾道ドローボールを実現するグラビティコントロール、新しいはしり系シャフト「スムースキック MP‐516D」を採用。パワートレンチは、昨年9月に発売され、好評を博している『オノフレディ』から採用されている新構造のこと。ソールに3本、クラウン内部に配された溝がインパクト時にたわみ、復元することでボールを強く押し出し、打球の初速向上が望めるという。さらに、同構造により、反発エリアが拡大することで、オフセンターヒット時の飛距離ロスも軽減してくれるという。ちなみに、同社のマシンテストでは約5ヤードアップ、スピン量約200rpm減、初速約1m/sアップを実現(HS40m/s相当)。それだけではない。 オノフといえば、機能美にも注目したいところ。安心感があり、つかまりのよさをイメージさせる構えやすい大型ヘッド(460cm3)には、赤色が美しく輝くヘッドカラーを採用。方向性をイメージしやすいトップマーク、そして、クラウンとソールに配置されたサウンドスパインが、前作を上回る心地よい爽快な打球音を実現。感性を大切にする同ブランドならではのこだわりが満載で、ただ飛ばすだけの道具ではないことが、洗練されたデザインから醸し出されている。気になる本体価格は8万5000円、ロフトバリエーションは9度、10度、11度の3タイプを用意している。 続いて赤シリーズのFW、『ONOFF FAIRWAY ARMS AKA』、UTの『ONOFF FAIRWAY WINGS AKA』を紹介する。同FW・UTにもドライバー同様、パワートレンチと専用シャフトを採用。こちらも、前作を上回るやさしさと飛距離性能を実現したという。同社のマシンテストではFW(5W)で約3ヤードアップ、UT(U5)で約6ヤードアップを実現(ドライバーHS40m/s相当)。 さらに、抜群の抜けのよさを生み出す独自の「マルチロケーションソール」を採用。ソールバックサイドを凹にして接地面積を減らすことで、ソール抵抗が小さくなりヘッドスピードが向上するという。バリエーションは、同FWが3W(15度)、5W(18度)、7W(21度)、9W(24度)の4タイプで展開。本体価格は4万5000円となっている。同UTは、U3(18度)、U4(20度)、U5(23度)、U6(26度)の4タイプを用意。本体価格は3万8000円となっている。 そして、『ONOFF IRON AKA』は、ソールをたわませることで反発力と反発エリアを拡大する「ハイリパルジョンソール」と、フェースのたわみ効果を最大限に引き出し、パワーを生み出すフェース構造「パワートレンチ」を採用。さらに、ソールには比重の高い大型タングステンウエイトを配置。ヘッドを低・深重心化することで、自然にボールがつかまり、理想的な高打出しの弾道を実現。ただ飛ぶだけではない、しっかりとアイアンとしての機能を充実させた逸品に仕上がっているという。 本体価格は、オリジナルカーボン装着の5本セット(#6~PW)が12万円、単品(#4、#5、AW、SW)が2万4000円。スチール(NSPRO ZEROS8)装着モデルが5本セット10万円、単品2万円となっている。 また、シリーズ全体を通して、フェースにはレーザーミーリングが施されているが、これは、打点ブレやラフからのショット、水滴などによるスピン量のバラつきを抑え、安定した弾道を生み出すもの。特に、アベレージ層向けのアイアンにレーザーミーリングを施すケースは少なく、この辺りからも同社の機能美へのこだわりが伺える。 問い合わせはグローブライド(お客様サービスセンター)へ、0120‐506‐204。