現代版「名刀」と呼び声の高い『N1‐MBフォージド』

現代版「名刀」と呼び声の高い『N1‐MBフォージド』
ヨネックスは2月下旬、優れた打感と操作性でプロゴルファーやトップアマから好評を博しているマッスルバックアイアン『N1‐MBフォージド』を発売した。 同アイアンは、ヨネックスが誇るカーボンテクノロジーを融合した新潟自社工場製のハイブリッド鍛造マッスルバック。バックフェースのスリット部にグラファイト制振材を複合し、インパクト時の振動を吸収してくれるという。その結果、振動を抑えることで打球感が向上。さらに、スリット部にカーボンを配することで、その余剰重量をソール部やバック側に持っていけるから、深重心化が可能となり、見た目以上にやさしいアイアンと巷間の評価も上々の様子。 また、トウからヒール方向、フェースからバック方面に丸みを持たせた「3Dラウンドソール」を採用し、振り抜きの良いショットを可能にしている点も見逃せないポイントだろう。 本体価格はスチールシャフト装着6本セット(#5~9、PW)が13万8000円。単品で#3、#4も用意しており、こちらは各2万3000円となっている。 さらに、ヨネックスは同アイアンの発売に合わせ、『REXIS KAIZA(レクシス・カイザ)』シリーズから、アイアン用の新シャフト『REXIS KAIZA‐i』の投入を開始。 同シャフトは、よりやさしく高弾道が打ちたいという要望に応え、軽量スチールシャフトよりも手元剛性を高く、中間部の剛性を低く設定したことで、中間部から先端側の加速感がアップするモデル。高い打ち出し角と高スピン、落下角の鈍角化によってピンをデットに狙うことができるという。 ちなみに、同社契約のアン・ソンジュ選手は2016年シーズンをこの『N1‐MBフォージド』で戦うという。プレーのみならず、名刀のようなアイアンの切れ味にも注目したい。 問い合わせはヨネックスへ、03‐3833‐3526。