コーポレートカラーのオレンジを前面に押し出した『BEAMS GOLF』
今年で創業40周年を迎えるビームスは5月下旬、都内オフィス(渋谷区神宮前)にて、『BEAMS GOLF』ブランドの2016年AWコレクションを発表した。
ファッション性と機能性を両立させた同社ならではのゴルフスタイルを提案するオリジナルブランドの『BEAMS GOLF』は、2011年の登場から6年目に突入。「オレンジレーベル」「パープルレーベル」という独自の2レーベル以外にも、『フレッドペリー』や『Lee(リー)』、『ニューエラ』『ブリーフィング』といった海外有名ブランドとのコラボ―レーションアイテムも合わせて展開する。
アメカジやアウトドアのテイストを取り入れたカジュアルウエアを提案するのが「オレンジレーベル」で、2016年AWは「GOOD PERFORMANCE WEAR」をテーマに、快適にプレーを楽しむための着心地や、シルエットを追求したウエアを提案するという。同社第2事業本部BG部の阿久澤卓也氏(商品企画)によれば、
「当社の創業40周年を記念し、コーポレートカラーであるオレンジを前面押し出して、ホワイト、ブラック、ネイビー、サックスブルーなどを基調としたアイテムを展開します。秋冬物ですので、保温性を重視した素材はもちろんのこと、動きやすさも兼ね備えたストレッチ性のある素材を採用。また、シャツには吸水・速乾性のある素材を使用するなど、デザインのみならず、快適なプレーを支えるための機能性もしっかりと持たせています」
同レーベルの主要価格帯は、ポロシャツが1万円台半ば、パンツが2万円台前半、アウター類が2万円~3万円ほど。型数はメンズ、レディス合わせて約50型を用意しているという。
続いて、伝統的なゴルフスタイルをシルエットや色使いでモダナイズした、上品で艶のあるアイテムを提案する「パープルレーベル」を紹介する。今回、同レーベルのテーマは、「WINTER WARDROBE IN BROOKLYN」というもので、厳冬の東海岸スタイルをデザインソースに取り入れた機能満載のゴルフウエアを展開するという。前出の阿久澤氏が次のように説明する。
「冬のブルックリンスタイルを意識した、大人っぽいコーディネイトを提案。グレーを基調に、深みのあるヴィンテージ調のブラウンやネイビー、レッドを採用。また、女性目線の商品企画で、大胆で明るいチェック柄や、ジャガード織を採用している点も、ぜひ注目してほしいですね」
同レーベルの主要価格帯は、ポロシャツが1万円台後半から2万円前後、パンツは2万円前後が中心で、アウター類が3万円前後だという。こちらも、先述の「オレンジレーベル」同様、メンズ・レディス合わせて約50型を用意。
また、同社ならではのコラボレーションアイテムを紹介すると、『Lee(リー)』からは、ゴルフアイテムをモチーフにしたバンダナ付きのパンツ。人気の『ブリーフィング』からは、定番となっているキャディバッグを用意。阿久澤氏がこう締めくくる。
「プレーヤー向けのシルエットやデザイン、機能性を持たせつつ、遊び心も兼ね備えた珠玉のコレクションをこれからも展開していきます。今回、私が特にオススメしたいのは、『オレンジレーベル』のタイガーパターン(虎柄)を採用したニット(2万円)です。メンズ・レディス共通のデザインですので、昨今増えてきたペアマッチや、ダブルス競技など、ぜひペアルックで着てほしいですね。コースで目立つこと間違いなしです!」