待望の『TourAD TP』は、「スピード感のあるDI」!?

待望の『TourAD TP』は、「スピード感のあるDI」!?
グラファイトデザインは10月6日、展開する『TourAD』ブランドの新製品『TourAD TP』を発売する。同モデルは近年、長尺傾向にあるゴルフクラブにもマッチしたシャフトだという。すでにツアーシーンでは投入を開始し、勝利に貢献。ツアーでの実績を引っさげて威風堂々、秋商戦に名乗りをあげる。 特徴は、静かな撓り戻りで振り遅れを軽減させ、さらに先端高剛性を加えることにより、ミート率を向上させたこと。通常、長尺にすると、ボール初速は上がるがミート率は下がってしまう。その問題は、釣りのロッドなどに採用されるファストテーパー設計を用いたことで解消。振り遅れを軽減することに加え、ボールのつかまりも向上、安定したスピン量でビックキャリーが望めるモデルに仕上がったという。同社広報担当の鈴木亮太課長は次のようにコメント。 「アスリートゴルファーやハードヒッターが叩けるシャフトとして、国内外で絶大な人気を誇っているのが粘り系の『DI』です。新製品の『TP』は、いわばその『DI』の特性を活かしつつ、現代のヘッドにマッチさせ、弾き系にしたモデルです。安定した動きの『DI』に、テーパーと先端剛性のバランスをモディファイ。中間部から先が走り、初速アップと弾きのよさがさらなる飛距離を生みます」 イメージとしては、「スピード感のあるDI」といったところだ。鈴木課長曰く、弾き系で発売している『DJ』『GT』『MJ』のなかでは一番静かな挙動のモデルが『TP』だという。ちなみに、TPは「Tour Proven」の略で、ツアーでの実証、実績という意味が込められている。 ラインアップは重量帯別に「TP4」(フレックス:R2、R1、S)、「TP5」(R2、R1、S)、「TP6」(SR、S、X)、「TP7」(S、X)、「TP8」(S、X)の5機種13タイプを用意。「TP4」及び「TP5」は、安定したシャフトの走りと飛距離を誇り、軽量であってもしなやかにしっかりと戻り、安定したインパクトで強弾道を可能するモデル。 一方、「TP6」から「TP8」は、叩いても自然にヘッドが戻る静かな挙動で、振っていっても安定したインパクトを可能するロスの少ない強弾道と最大飛距離を実現したモデルだという。 キックポイントはすべて中調子で、本体価格は4万円となっている。また、今回の『TP』から新しいロゴにチェンジ。シリーズに新鮮さを与えたことに加え、同社の並々ならぬ気合が感じられるモデルに仕上がっている。 問い合わせはグラファイトデザインへ、0494‐62‐1170。